映画レビュー
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【映画レビュー】BLの枠に留まらない究極の恋愛映画『窮鼠はチーズの夢を見る』
LGBTの歴史的転換でもある映画とんねるずの保毛尾田保毛男に異議を唱えれば「テレビをつまらなくしている」と批判の声が起こるし、「LGBT…
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【映画レビュー】常人には達することができない究極のSFアクション映画『TENET』
常人には達することの出来ない究極のアイディア!世界中に存在する全ての賞賛の言葉をノーランに捧げたい気分である。スパイ映画に時間の概念…
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【映画レビュー】『ドクター・ドリトル』エディ版から壮大な冒険活劇にスケールアップ
エディ・マーフィー版ありきで物語は進められるので余計な説明は無し。動物の話すことが分かってアタフタするのも無し。その分、女王の病を治すた…
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【映画レビュー】『ミッドサマー』アートにもならない胸クソ変質的映画にいちいち騒ぎすぎだっつの!
あ~、嫌だ!嫌だ!こんな映画!間違いなく今年を代表する話題作となるであろう『ミッドサマー』であるが、その悪評?高きクチコミから見る気皆無だっ…
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【映画レビュー】『アンカット・ダイヤモンド』アダムの好演光るも、どうしようもない主人公に共感できず戸…
犯罪映画とは言え『狼たちの午後』のようなアンチヒロイズムを描くわけでも無く、体制に争う風刺も無いので、どこに自分の感情を置きながら見たら良いか分…
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【映画レビュー】『6アンダーグラウンド』破壊王ベイ監督の本領発揮!配信映画の枠を超えた一流アクション…
冒頭から何の説明もなく始まるカーチェイスと銃撃戦と大爆発!分かり易い勧善懲悪ながらも、マイケル・ベイ監督濃度100%のド派手アクションで…
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【映画レビュー】演技派シャラメの片鱗が垣間見える、Netflix本気の史劇『キング』
王様って実に不自由な職業だと思う。正室の長男なら、生まれた瞬間から人生の全てが決まってしまうのだから。当然、そんな中で、やる気のない王様が出…
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【映画レビュー】アダムとジェニファー最強喜劇役者が盤石の『マーダー・ミステリー』が抱腹絶倒だった!
アダム・サンドラーとジェニファー・アニストンが共演して面白くない訳がないのである。ハネムーンに行けなかった結婚生活15年を迎える夫婦が旅…
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【映画レビュー】若手俳優が健闘した緊迫しまくり『狩りの時間』(そのうち日本でリメイクしそう)
劇場公開をしようと思ったけど、新型コロナの影響で権利問題などで揉めに揉めた結果「配信しちゃえ!」ということでネトフリ配信となったらしい『…
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【映画レビュー】得体の知れない恐怖の疑似体験が不気味で怖くも面白い?『バード・ボックス』
2019年アメリカで社会現象化した大ヒット作『バード・ボックス』SNSで真似する人続出でNetflixが警告2019年で最も観られた…
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【映画レビュー】『スペンサー・コンフィデンシャル』マーク・ウォールバーグがめちゃくちゃハマリ役過ぎて…
アメリカで正義が揺らいでいる。白人警官による黒人への理不尽な暴力行為が後を絶たず、法の下の力が市民の安心安全を脅かすという由々しき事態に大国…
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【映画レビュー】Netflix映画『タイラー・レイク -命の奪還-』ヘムズワース渾身のアクションに大…
Netflix映画が現時点で到達した最高峰のアクション映画だと思う!どんな話?あらすじをザッと!収監中の麻薬王の息子が敵対するギャン…
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【映画レビュー】『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』陰気臭いDC映画で際立つキラキラ映画☆彡
DCがMUCと比べて暗いのは、DCの原点ともいうべきバットマンが活躍するゴッサム街の雰囲気を踏襲しているからで、これは許容せざるを得ない…
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【映画レビュー】演技で無く憑依レベルの圧巻のレニー・ゼルウィガーSHOW『ジュディ 虹の彼方に』
圧巻のレニー・ゼルウィガーSHOWだった。『ブリジット・ジョーンズの日記』で世界的にブレイクし、続く『シカゴ』で圧巻の演技を見せ、両方で…
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【映画レビュー】『黒い司法 0%からの奇跡』差別が無くならない以上、こういう社会派映画も無くならない…
アメリカの歴史は、人種差別の歴史でもある。その中において、ハリウッドは常に同テーマの映画を絶え間なく作り続けている。シドニー・ポワテ…
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【映画レビュー】『Fukushima50』感動の涙の裏で垣間見える不正確な総理叩きに戸惑う・・・
臨場感のある再現に「あの日」を思い出す。メルトダウン寸前の福島第一原子力発電所の職員達の勇気ある行いは仕事や任務という言葉では片付けられ…
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【映画レビュー】『チャーリーズ・エンジェル』MeToo主張が強すぎだったのかも?
2000年のキャメロン・ディアス版も言うほど大した映画かな~と思うんだけど。あれの何が優れていたかって、往年の人気シリーズである『チャーリーズ・エンジェ…
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【映画レビュー】これぞMeToo映画の真骨頂!女性によるヒロイズムにスカッとする快作『スキャンダル』…
まず、この映画を見るにあたって必要なのは、FOXというチャンネルがどういった経緯で誕生し、どのような視聴者層に指示され、政党と結びつきがある…
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【映画レビュー】J.Lo美貌で魅せるMeToo真逆の痛快女性賛歌『ハスラーズ』
とにかくジェニファー・ロペスの映画だった。ワガママな性格で有名な彼女が無報酬でも出演したかったというだけあって、長いキャリアの中でも…
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【映画レビュー】『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』曲者揃い役者陣の欲まみれな滑稽さが笑える
久々に王道の推理映画を観た。アガサ・クリスティ風の使い古された古典的なテンプレを、移民問題や右傾化なども取り上げて現代風味に昇華させた本作は、王道な…
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【映画レビュー】『キャッツ』そもそも映画化すべきでない!
そもそも論として、この不朽の名作である『キャッツ』が今まで映画化されてこなかった理由を考えれば、下手に手を出すべきでないことは明白である。T・S・エリオ…
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【映画レビュー】『リチャード・ジュエル』イーストウッドがフェイク情報に踊らされる現代に強烈なパンチを…
情報過多な時代、信憑性の薄い情報も、真相を確かめずとも伝達され拡散される現代。善悪をマスメディアが決めてしまう真実の脆さ。そんなフェイク情報に踊らされる…
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大衆迎合しながらルーカス愛と敬意を貫きながら完結させた『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』…
『スター・ウォーズ』というのは何処の国の年齢・性別・宗教問わずに誰が観ても面白いと思える大衆娯楽の象徴でなければならないと思っている自分にとって続三部作は聖…
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誰もビートルズを知らない世界で抜群のセンスが光る傑作『イエスタデイ』
プロのミュージシャンに憧れ目指した人なら誰しも思ったことがある発想だ。自分も大学時代にバンド組んでた時は思ったもんだ、どれほど桑田佳祐がいなかったら、桜井和…
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『ターミネーター:ニュー・フェイト』キャメロンのコピーを30年ぶりに作っただけで新鮮味が無い!
1991年の『ターミネーター2』の時代と今では映像技術の革新と、その浸透性に雲泥の差がある分だけ、驚きが少なくなるのは致し方ないのかも知れないが、何より…