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【映画レビュー】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』最高のひと言!トム・ホランドと共に歩んだ「青春」に感謝する三部作完結編!



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※※※ 注意 ※※※
当記事はネタバレ回避を心掛けており、
予告編や既に公開されている特別映像で窺い知れる内容にしか触れておりませんが、
全く予備知識を得ずして観たほうがいい作品には間違いないので、
未鑑賞の方の閲覧は禁止させて頂きます。

ネタバレ回避のために、ただ「最高」としか言えないのが実にもどかしが、スパイダーマンをマーベルを、広義的に言えばエンターテイメントを愛し信じてきた自分を全肯定してくれるような隙の無い娯楽性で快楽の全てを満たしてくれる、そんな大傑作であった。

前作『ファー・フロム・ホーム』で、ミステリオに正体を明かされてしまったピーター。家族や友人、恋人まで巻き込む騒動になってしまう。進学を控えたピーターらは、騒動が原因でマサチューセッツ工科大学から不合格を通知されてしまう、意を決したピーターはドクター・ストレンジの元へ行き、自分の存在の記憶を無くせないかと相談。しかし、仲間内には存在を覚えていて欲しいと横槍を入れたことで、交差するユニバースが狂ってしまう。

この、スパイダーマンでしか実現することが出来なかったであろう「別ユニバース」という概念。アニメ作品『スパイダーバース』でも出て来た概念であるから、スパイダーマンファンならしっくり来ることだろう。
予告編でも既に公開されているが、サム・ライミ版で出演したドクター・オクトパスや、グリーン・ゴブリンが、マーク・ウェブ版で出演したエレクトロや、蜥蜴人間リザードなどが勢揃い。トム・ホランド演じるピーターが活躍し、アベンジャーズが存在するユニバーズに次々にやって来る。
これだけの難敵が大集結するのだから、そこからの展開は、一筋縄ではいかないのは想像に易いが、これも予告編や特別映像で既に公開されているが、彼らがスパイダーマンに殺される運命だ(元のユニバースに戻すのが最適だ)とストレンジに言われるも、ピーターは慈悲を感じ、それを阻止しようとする。
その先は映画を観てのお楽しみと言うことになろうが、この道徳心溢れる寛容性こそ、トム・ホランドが演じてきた「イマドキな」スパイダーマンの最大の特徴だ。時には、それが軟弱で弱点にもなり、未熟とされる由縁でもあったが、今までのホーム・シリーズでは、最終的には寛容性こそが武器となってきた。実に現代の価値観にそぐう。スパイダーマンとは時代を映す英雄像そのものなのかも知れない。



サノスと死闘を繰り広げようとも、未熟で子供で、常にトニー・スタークや、今回はストレンジ等の「大人」の世話を焼いてきたピーターは、必死ながらも、その勇姿こそ「青春」だったと言えよう。この『ノー・ウェイ・ホーム』では、その「青春」の大団円として、思いも寄らぬ興奮やユーモア、感動に満ちた、終着点へと落ち着く。その時、この副題の意味合いを噛み締めると、余計に胸に来るものがある。トム・ホランドと歩んだ、蜘蛛の糸が飛び舞う「青春」に感謝を贈りたい。そして、『ヴェノム』最新作のエンドロールの続きと、どう絡んでいくのか、ホーム三部作はこれで終わるが、今後もトム・ホランドのスパイダーマンの活躍を期待せずにはいられない。

(文・ROCKinNET.com編集部)
※当記事の著作はROCKinNET.comに帰属し、一切の無断転載・再交付は固く禁ずる。



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