ハリウッド

『マイティー・ソー バトルロイヤル』を楽しむための豆知識をちょこっとだけ紹介!

(C) Marvel Studios 2017


シリアス路線からコメディ路線に大きく舵を変更したことで興収的にシリーズでも最高値をマークした『マイティー・ソー バトルロイヤル』。この映画には、以前より示唆されていた小ネタや、知られざる同作の設定などが盛りだくさん! より同作を楽しむための豆知識を“ちょこっとだけ”紹介していこうと思う。

ドクター・ストレンジが初の別作品キャラと共演!

まずは、本作で際立つのはドクター・ストレンジの登場だろう。もちろん同じMCUの作品群に属するので、アベンジャーズの参加も時間の問題だと思っていたが、いち早く共演したのがソーだった。ただ、これは大方の人が予測付いたことであろう。2016年公開の『ドクター・ストレンジ』のエンドロール後の、おまけシーンで既に共演していたのだから。おおまかに言えば、ストレンジが宇宙の要注意人物にソーの弟である「ロキ」の名を挙げると、ソーは納得するといった内容だった。
ソーはストレンジに薦められた紅茶を断ると、ソーが持つティーカップがビールジョッキに変貌。ソーがビールを飲み干した途端に、ビールが再び注がれるといった描写は、本作でも描かれていた。そもそも、始めからストレンジはソーにビールを差し出したのも、ここで認識していたからだと推測できる。

また、ストレンジが奮闘してる間にソーは地球で何をしてたかと言う動画も公開されている。
カボチャとアスガルドの硬貨で家賃を払おうとするソーに対し、「これじゃ家賃を払えない」と困惑する不動産業者社員。雷神であるソーと不動産社員という絶対にありえない、やり取りには爆笑必至だ。

確執続行中!ソーがロキに蛙にさせられていた過去

『アベンジャーズ』で地球滅亡を企んでいたロキ。相変わらず、ソーとの兄弟仲は悪いかと思えば、本作では長年の確執も一時休戦して結託して闘っている。
ただ、やはり兄弟間の微妙な仲の悪さは本作でも描かれており、ハルクが監禁されていた惑星から逃れる際に、ロキはソーを裏切る。コミックにおいても1986年に出版された「Thor」364話~366話で、ロキの策略によってソーがカエルに変えられて奮闘する様子が描かれている。このエピソードに関しては、同作内(比較的最初の方)でも言及されているので、よくチェックしてほしい。

豪華俳優陣のちょい出演も見逃せない

ハルクやドクター・ストレンジとの共演など、この作品には実に多くの俳優が参加している。ブラック・ウィンドウも少しだけ出るしね(出るというか写るという方が正しい程度だが。)中でも注目したのが、映画の前半で、ソーが故郷アスガルドに戻った際に、父親に変身していたロキが見ていた演劇。その内容は前作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の最終決戦の場面。ここでソーを演じていたのは、主演ソー役のクリス・ヘムズワースの実兄ルーク・ヘムズワース。また、オーディン役には『ジュラシック・パーク』で主人公の博士を演じたサム・ニール、そしてロキを演じていたのがマット・デイモンと、短いながら豪華なシーンであった。ちなみに、監督はマット・デイモンの出演は無理だと思っていたが、クリスが友人だった為に駄目もとで尋ねたら、マットが快く承諾したということだ。

[PR]

ソーとジム・キャリーの知られざる関係性

ロキによってソーの父親であるオーディンが放り込まれていたのは、“シェイディ・エーカー老人ホーム”という施設だった。これは、米ブラックギャグが人気の長寿アニメ「サウスパーク」でも、同名の老人ホームがよ~く登場する。元ネタは、ジム・キャリーの主演デビュー作である1994年公開の『エース・ベンチュラ』と想定される。動物探偵の主人公が潜入する精神病棟の名前が「シェイディ・エーカー」である。
なぜ、この映画がモチーフにされたかは不明だが、まさか、ジム・キャリーも『マイティー・ソー』入り?

ヘラは原作コミックではソーの姉ではない?

(C) Marvel Studios 2017

同作でソー達が闘うのは、二度のオスカーに輝くケイト・ブランシェット演じる、マーベル史上最強と言われる敵ヘラ。映画内ではソーの姉で登場しているが、実はコミックではロキの娘という設定らしい。全く違うじゃん!
ちなみに、ソーには他の姉妹もいて、映画では出てきていないが、アンジェラという妹がいる。彼女はもともと、イメージ・コミックス社の『スポーン』のキャラクターであったが、権利がマーベルへと移ったことでマーベルに参加した。

出典:YOUTUBE

その後、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』と行動を共にしたりしながらアスガルドに辿り着くという異色の生い立ちを持ったキャラクターである。その他にも、ラウッサという妹がいる。今後、シリーズに出て来るのか?

際立つ「移民の歌」ソー効果で売上UP!

何と言っても、ツェッペリンの「移民の歌」だ。この曲は、北欧からやって来た航海者が西方の海岸 「新天地」に至り、大君主 となって争いを収め、人々に平和と信頼とを取り戻すよう求めるというものであり、コロンブス以前にアメリカ大陸に到達したヴァイキングの伝説を歌ったものと考えられる。ヘラによって支配されたアスガルドにソーが舞い戻り、平和を取り戻すため闘う内容にぴったり重なる。戦闘シーンの最もカッコ良いタイミングで流れるもんだから、余計にグッとくる。この映画の効果で、アメリカではストリーミング・チャートで同曲が急上昇しているという。ダウンロード売り上げ数18000に達し(前週の2000の約977%増加)、米ビルボードHot Rock Songチャートでも3位→1位に急浮上したとのこと。

『チャーリーとチョコレート工場』の元ネタ作品の曲も!


惑星サカールに辿り着いたソーが捕らわれ、ジェフ・ゴールドブラム演じる惑星を支配する王の元へと運ばれていくシーンで流れている曲は『Pure Imagination』という名曲。1971年のミュージカル映画『夢のチョコレート工場』のテーマ曲である。同作は、2005年にジョニー・デップ主演『チャーリーとチョコレート工場』としてリメイクされ世界中で大ヒットした。Maroon5やバーブラ・ストライサンド等多くの著名人がカヴァーしている。

(C) Marvel Studios 2017

『マイティー・ソー バトルロイヤル』
絶賛大ヒット上映中!!

来年2018年春に公開予定の『アベンジャーズ』最新作にも繋がる重要作なのでマーベルファンならずとも観ないわけにはいかないでしょ!

(文・ROCKinNET.com編集部)
※無断転載・再交付は固く禁ずる。引用の際はURLとサイト名の記述必須。

[PR]

参考出典:https://www.eiganohimitsu.com/2958.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/移民の歌
https://rockinon.com/blog/kojima/169758


 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. 「時代遅れのRock’nRoll Band」を聴く
  2. 世界で大ヒット中の映画『スパイダーマン:ホームカミング』の主人公トム・ホランドの…
  3. 今年2018年のサマソニがガラガラの異常事態!~その原因を探ってみた
  4. サザン40周年ライヴをLVで観る!~親近感こそサザン最大の魅力だと再確認する~
  5. ロッキンにサザン13年ぶりの降臨!昨年の桑田ソロに引き続きフェスに出る意味とは!…

関連記事

  1. アカデミー賞

    主演女優賞大本命のグレン・クローズがまたもオスカーを逃した理由とは?

    『天才作家の妻』名演に関わらず今回も“無冠の女王”健在!『天才…

  2. 映画

    石田衣良の『君の名は。』新海監督批判があまりに悪意に満ちてて呆れた件

    あまりに酷くて逆に可哀想になってきますね。作家の石田衣良が…

  3. ハリウッド

    海外ドラマが止まらない!~年内残り寝不足決定~

    俺は海外ドラマが大好きです!なので、「昼顔」なんちゅー…

  4. 日記

    東京コミコン2018に行ってきた

    フラッシュに会ってきた。ド派手な衣装でお馴染みのエズラ・ミ…

  5. ハリウッド

    【お前の嫁そいつじゃない】ジャスティンとヘイリー夫婦が似合わな過ぎて不満タラタラな件

    いつの間にかしっぽり地味に役所婚をしていたジャスティン・ビーバ…

  6. ハリウッド

    「フラーハウス」の人気が尋常じゃない件

    Netflixオリジナルドラマ「フラーハウス」が、今年最も…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

[PR]
  1. テレビ・芸能人

    【徹底考察!】元SMAP「72時間テレビ」が大盛況!ネットはテレビに取って代わる…
  2. ライブレポート

    【速報レポ】My Hair is Badの初武道館公演を観る!椎木が提示した正し…
  3. ライブレポート

    【フジロックレポート】FUJI ROCK FESTIVAL ’18で…
  4. ニュース

    【日米LGBT理解度格差】LADY GAGAが「ミス・ゲイ・アメリカ」選出!一方…
  5. 映画

    是枝監督『万引き家族』がカンヌで最高賞!カンヌにおける日本映画の歴史と、今回の受…
PAGE TOP