ハリウッド

【ジャスティス・リーグ公開記念】いま最もホットなハリウッド俳優“エズラ・ミラー”の魅力を大解剖!

出典:ens-newswire.com
Photo © Lauren Nolting courtesy Greenpeace

いよいよ『ジャスティス・リーグ』が公開される。
マーベルに何歩も先を越されている感があるDCが巻き返しを果たすべく世界に送り出す本作は、DCの人気キャラクター総出で繰り広げる超ド級のエンターテイメント大作だ! スーパーマンやバットマンという往年の人気キャラに加え、今年2017年に単独作品が世界中で大ヒットしたワンダーウーマン、既にテレビ・ドラマで知名度を獲得しているザ・フラッシュ。その他にも、アクアマン、サイボーグなど、アメコミ好きにはたまらないキャラ勢揃いである。ただ、お気付きの方も多いと思うが、既に『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『スーサイド・スクワッド』でこれらのキャラは一瞬だけ出ている。ジャスティス・リーグは動き始めているのだ。

(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

そんな中、一際世界で注目を集めているのが、フラッシュのバリー・アレン役を務めるエズラ・ミラー。先日(2017年11月下旬)に来日をした際には空港に約300人を超えるファンが集結したとか。これが、どれほど凄いことか、他のスターと比較すると、昨年2016年のショーン・メンデスが約150人、同年のレディ・ガガの来日時で約300人、2014年の映画『フューリー』のプロモーションで来日したブラピで約400人である。まだまだ日本での知名度も低い若手俳優にも関わらず、既に一流スター並みの高い人気を誇るエズラ。久々に日本で人気が定着しそうなハリウッド俳優として大注目なのである。

フラッシュ役のエズラ・ミラーが大人気!

今回は、エズラ来日記念として、彼は一体どういう人物なのか探っていきたい。

エズラ・ミラーは、1992年9月30日にニュージャージー州生まれ。父親がユダヤ人で、エズラ自身もユダヤ人であると認識している。幼少期は吃音症であったが、6歳からはじめたオペラの訓練で克服する。その後、オペラ歌手として幾度となく舞台を踏む。16歳でハドソン高校を中退し、俳優の道へ。2008年『Afterschool』で俳優デビューを果たし、2011年のカンヌ国際映画祭で上映された『少年は残酷な弓を射る』での怪しい雰囲気を持った美少年役が絶賛されたことで一躍注目を浴びるようになった。その他にも、2016年に世界中で大ヒットとなった『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』にも出演。陰のある少年役を演じていたので記憶に残っている人も多いはず。今後は、DCの人気キャラでもある『THE FLASH』に主演することも決定している。
ちなみに、俳優業だけでなく「Sons of an Illustrious Father」でドラムとボーカルを担当するなど音楽面でも活躍している。

日本女子が大熱狂!なぜ?エズラ人気の秘密を探る!

彼が何故ここまで人気が出たのかを探っていきたい。
ハリウッド俳優ブームの先駆けと言えば、何と言っても“レオ様”、“ブラピ”であろう。90年代を代表する美男子として世界中の女性を虜にした両者、ここ日本でも例外ではなかった。その後、2000年代前半頃には、ジュード・ロウやジョニー・デップが人気を博すも、アイドル的な熱狂さは無かったように思える。ま、彼らの場合は、実力派俳優としての映画ファンからの信頼という方が合っているかも知れない。2000年代後半、アメリカ本土で、『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンや、『High school musical』のザック・エフロンが物凄い人気が出るも、日本にはその勢いは届かなかった。
2017年になり『ラ・ラ・ランド』でライアン・ゴズリングが話題になるも、まだ人気が爆発してるとは言い難い。ここにきて、空前のエズラ・ブームが起こった。正直ここまで人気だとは、空港に押し掛けたファンの数と黄色い声援には驚いた。

来日以降の彼に関するツイッターを見ると「可愛い」という意見が断然多い。「かっこいい」ではなく「かわいい」と表現される美男子ということになる。確かに、顔は嵐の松潤似で、佇まいは何処か昔の長髪時代の綾野剛をも彷彿とさせる中性的なオーラを醸し出す。そこが魅力なのかもしれない。

単純な性的嗜好ではないことで増す妖艶な魅力

実際に彼も自分のセクシャリティについては「クィア(自身の性自認や性的指向が定まっていない)」と公言している。そういう性的な境を感じさせない妖艶さこそ彼の最大の魅力なのかもしれない。ただ、その発言後にエズラを同性愛者だと報道するマスコミが多かったことには異論があったらしく、2015年には「自分が誰を愛するかという話になった時、ジェンダーが男性か女性かの二択というシステムに従いたくないという意味なんだ」と答えている。要は、純粋に女性を愛するストレートではないという意味合いよりも、彼の場合は、人を愛するのに、性別に縛られたくないということなのだろう。「たくさんの女性とも付き合ってきたし、男性ともキスをする」という発言に表れている。この発言後に、プラダのモデルに起用されており、その独特な存在感には世界が注目を注いでいる。


そんなエズラが大活躍する『ジャスティス・リーグ』見逃せない!
『ジャスティス・リーグ』
2017年11月23日(祝・木)全国一斉ロードショー

出典:https://www.vogue.co.jp/celebrity/risingstar/2016-12-22
https://ciatr.jp/topics/39778
http://www.cinemacafe.net/article/2017/11/09/53789.html

(文・ROCKinNET.com)
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