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映画レビュー
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テッド化したピカチュウも愛くるしい『名探偵ピカチュウ』程良い家族向け映画
おっさん声で喋るのも劇中で理屈が通るのでOK!結局「ポケモン」はピカチュウなんだなと思った。その愛らしさも何もかもピカチュウ無しでは何も…
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横浜流星と中尾暢樹の戦隊俳優が魅せる感涙の王道青春映画『チア男子!!』が熱い!
いい映画を観たなというのが率直な感想だ。朝井リョウ原作の青春映画と聞いて観ない訳にはいかないと思った、その期待は裏切られることは無かった。はっきり言…
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大根キアヌが暴走するだけの荒唐無稽なSF映画の駄作『レプリカズ』!
出来そうで出来ないがSF映画のリアリティこの手のSF映画を許容できるのは「いつか現実世界でも起こり得る」かも知れないと思わせられるか否かに掛かっていると…
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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』ハリウッドと日本映画の差を感じざるを得ない圧倒的娯楽作!
日本のゴジラが人形劇に思えるくらいに力の差を見せつけられた気がした。凄いのひと言。大スクリーンで見ることを想定して計算された怪獣のサイズの描き方には、本当に…
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『アベンジャーズ/エンドゲーム』 映画史に残る大傑作にして娯楽の頂点だ!
※注意※この記事は『アベンジャーズ/エンドゲーム』の内容に触れており、ネタバレもされております。未鑑賞の方で今後ご覧になる予定の方は当記事を読まれる…
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『シャザム!』が最高過ぎた★こういうDC映画を僕らは待っていたんだ!
最高!僕らは、こういうDC映画を待っていたんだ!DC映画のフランチャイズ化を果たすべく華々しいスタートを切るはずだった2016年の『バットマ…
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【映画レビュー】『キングダム』旬の俳優で人気漫画を角川映画っぽく味付けし成功
原作が漫画なので内容が希薄なコミックだと揶揄しても仕方ない。にしても、作家性皆無な映画監督である。フィルモグラフィーを見れば、ほとんどが…
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『ハンターキラー 潜航せよ』もはや映画で米露が争う時代は過ぎた
ロシアとアメリカの軍潜水艦が爆撃される事件が発生と聞けば「20年前の映画じゃあるまいし、今さら米露の対立映画かよ」なんて思っていると、後の展開に驚かせら…
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『キャプテン・マーベル』最終決戦前の最重要作品!男性主義もサノスもぶっ飛ばせ!
マーベル好きとしては非常に意味深い作品だったと思う。アベンジャーズを統括するニック・フューリーとは何者なのか? どういう経緯でスーパーヒーローを集めるこ…
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アニメ革命を起こした大傑作『スパイダーマン:スパイダーバース』に拍手喝采!
とんでもない傑作アニメ映画を観た歓喜で震えている。アニメ界にある種の革命が起きたと言っても過言ではない。CG加工されたアニメーション上に手書きが…
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過剰評価?Netflixの宣伝の成果?『ROMA/ローマ』を「つまらない」と言える勇気を持つべし!
劇場で観ました。どうも映画をネットとか、今主流のDVDでさえも駄目なもんで近くの劇場でやってくれて良かった。果たして良かったのか、ぶっちゃけ言っ…
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究極の風刺映画『バイス』に脱帽!保守とかリベラル以上に「次のワイスピが楽しみ」が怖い!
自分が多感な青春期に世界で起こった重大な事件の数々の舞台裏を知れた衝撃というのは相当のものだった。聞けば、このアダム・マッケイって監督はアメリカ…
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実写版『ダンボ』大衆娯楽施設が悪者って・・・よく許可が降りたなと思う
耳が大きいという外見的なハンディを負った小象は正しく『シザーハンズ』などで描かれてきた異質者であり、多くの作品で異質者や弱者にスポットライトを当ててきた…
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実はディスでなく埼玉愛の映画『翔んで埼玉』は理想の多虐ギャグだ!
なぜ埼玉は「ダサい」のか?埼玉のイメージを下落させた真犯人はタモリに他ならない。「ダさいたま」という言葉は流行語にもなるくらい話題となった。80年代…
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人種差別の本質を鋭くエグるリー監督最高傑作『ブラック・クランズマン』
時たま衝撃を得る映画を観ることがある。自分が理解していると勘違いしていた事柄の、そうではなかった事実が暴かれる時だ。『グリーンブック』が今年のアカデミー賞を…
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本当に作品賞?『グリーンブック』毒にも薬にもならない無難な映画だった
無難な作品だった。これを賞賛と捉えるか、悪意と捉えるかは個人に因るだろう。ここでは、その意思は明記しない。ただ言えることは黒人差別を問題視し、人種差別を解消…
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二兎追う者は一兎も得ず?『女王陛下のお気に入り』は権力に奢れる人間の愚かさを描いた愛憎劇
アカデミー賞はこの映画の何が好きだったの?英国王室・衣装メイク・女優の評価アカデミー賞は英国王室が大好きだ!この映画もNetflix配信映画『R…
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米国保守の象徴が自省を込めた『運び屋』はイーストウッドの贖罪映画である!
御年88歳で監督主演、90歳を演じる超人イーストウッドイーストウッドこそアメリカ保守層の象徴であった!イーストウッドは共和党支持者だ。その政党思想、…
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DC史上最高傑作『アクアマン』多用な映画的要素が詰め込まれた究極の娯楽作
圧巻のアドベンチャーでありDC映画の不評を吹き飛ばす素晴らしいクオリティだった。冒頭はロマンス映画の如き、アクアマンの両親の馴れ初めから紹介。まさかのニ…
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グレン・クローズの芸達者ぶりに圧倒された『天才作家の妻 -40年目の真実-』
ノーベル文学賞を受賞した作家と、その夫婦にまつわる疑惑をめぐるサスペンス。とにかくグレン・クローズの演技が見事としか言いようが無かった映画だった。その疑惑と…
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『七つの会議』が掲げる「されどネジ」は日本の労働力賛歌だ!
流石は池井戸潤原作だけあって面白い。ハズレが無い。主演に野村萬斎を起用したのも正解だったろう。地上波テレビで飽きるほど見てきた面子の中での圧倒的な異端な存在…
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【報道とは何か?】映画という名のワイドショーだった『フロントマン』
アメリカの大統領選は完全にエンターテイメントなんだなと思っている。相手陣営の何かしらの不祥事を探してテレビでバッシングの嵐。政策論争よりも娯楽戦争の末のイメ…
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『ミスター・ガラス』シャマラン監督流のこじんまりしたアクションが愛おしい
全身の骨がガラスのように脆いサミュエル・L・ジャクソン、24人もの人格を有し、その内に驚異の戦闘能力を持つモンスターをしのばせるジェームズ・マカボイ、不…
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『メリー・ポピンズ リターンズ』は果たして本当に必要な続編だったのだろうか?
王者ディズニーに禁句なし。名作アニメの実写化すれば軒並みヒットさせるし、安定のマーベルもハズレ無し、スター・ウォーズ量産による価値下落の危惧さえ除けば、正し…
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シリーズのある種の頂点に達した『クリード 炎の宿敵』に胸が熱くなる!
ロッキーが何故アカデミー賞に選ばれて映画史に燦然と輝く名作になったのか。今更ここで言わなくても、んなこと知っとるわい!と言われてしまうだろうが、ベトナム戦争…