映画レビュー

  1. 『デス・ウィッシュ』ヘイヘイドクター!ヘイドクター!ブルース・ウィルス外科医に見えない!

    本当にメスよりも銃の方が断然似合う男だ。逆にブルース・ウイルスという俳優は、医者役を、銃ぶっぱなす以外の演技も出来るのだと思ったのが斬新な発見だったかな…

  2. 時代の変貌を告げた『クレイジー・リッチ!』は抑圧された人種的アイデンティティを問う現代の映画だ!

    北米の興行収入3週連続1位で話題沸騰。オールアジア系俳優を起用した作品としては異例中の異例な快挙。1億ドルは軽く超えるだろうという見込みでマーベ…

  3. 『スカイスクレイパー』義足でもテロと闘う超人ロック様に痺れる!

    映画が好きなら誰しも思うだろう『ダイ・ハード』と『タワーリング・インフェルノ』を足して二で割ったような既視感ありまくりの映画ではあったが、今回は高さで勝…

  4. 『プーと大人になった僕』は現代社会や窮屈な理屈に生き辛さを感じる大人たちに向けたエールだった

    名作アニメの実写化が止まらないディズニーにやり過ぎ感が芽生えていたけれども、昨年2017年に世界的な特大ヒットとなった『美女と野獣』のクオリティの高さに…

  5. 『カメラを止めるな!』は確かに面白い!当たるべき所に陽が当たった喜び!

    ※注意※当記事はネタバレしておりますので、未鑑賞の方は絶対に読まないよう、お願い致します。作品の内容上、予備知識が無ければ無いほど楽しめる映画だと思…

  6. 『MEG ザ・モンスター』ハリウッド映画の中国資本化が止まらない!

    サメ映画の原点にして頂点である名作『JAWS』を『ジュラシックパーク』風味で実現させたような映画だった。サメの恐怖を描いた映画なんぞ、この2010年代で…

  7. 『ザ・プレデター』でプレデターはコミック化した

    誰もがプレデターがどれほど無敵で恐ろしい存在か知っている。なので、透明になるとか熱感知で獲物を見るとか、皮剥がされて宙吊りとか、お馴染みの描写も、そ…

  8. 『アントマン&ワスプ』物理学の常識を自在に遊びまくる発想が見事で楽しい!

    『インフィニティ・ウォー』(以下、IW)が絶望的な内容だったので、少し心配だったけど、安定のコミカルさを維持していて安心した。何故、あのMUC史上最大の…

  9. 『検察側の罪人』ようやく見れた英雄以外の汚れたキムタク!

    この映画の最たる存在意義は、ジャニーズによる本格的な社会派であるということ、何よりも、日本のドラマ・映画界で初めてキムタクが汚れ役を演じたことであろう。これ…

  10. 『インクレディブル・ファミリー』14年ぶりの続編でも衰えぬ娯楽性と2010年代に通じる#metoo精…

    前作が14年前だというから嫌になる。しかも、ついこの前感があるから余計に嫌になる。『Mr.インクレディブル』は当時のピクサーでも異端な作品だった。それまでは…

  11. 絶対的なエンタメ性!これぞ娯楽作の鑑!『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』

    これぞ娯楽の鑑だ! 何なんだろう、この安定の絶対的なエンタメ性は!何が凄いって、当たり前に歳を重ねるトム・クルーズが年齢と反比例するように、体当たり…

  12. 『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』感動も多幸感も表現しきれない薄味ミュージカル

    日本人が如何にも好きそうなミュージカル映画だなと思った。『グレーテスト・ショーマン』みたいな楽曲力だけで成立しているような、中身がスッカスカな映画がやたらと…

  13. 『オーシャンズ8』有名女優の無駄遣い!そんな簡単に何億の宝石盗めるかッ!

    ジェンダー意識が高まっている現代において、こういう女性優位な映画を批判すると#metooの気風から総攻撃を喰らいそうになって、世界中の評…

  14. 『ジュラシック・ワールド/炎の王国』緊迫感を失ったシリーズに「もっと焦らして」とドM願望芽生える

    93年の第一作目の『ジュラシック・パーク』が何故あんなに怖かったかと言えば、恐竜を見せない恐怖の煽り方が非常に上手かった。改めてスピルバーグってのは本当に天…

  15. 帰宅部の高校生観て何が楽しいんだよ?虹色のはずなのに虹色じゃなかった『虹色デイズ』

    中川大志が主演じゃないという前提条件を把握してないと戸惑うことになる。よりによって最も知名度が低く、華も無いEXILE系の兄ちゃんが主演だったと把握できたの…

  16. 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』北米の興行不振が信じられないほどの娯楽傑作!

    ※注意※このレビューには多少のネタバレが書かれています。未鑑賞の方は十分に注意頂きますようお願い申し上げます。北米での興行収入が想定よりも振るわ…

  17. 『デッドプール2』ブラックな笑いと過激描写が続編で増し増しで強引に続編成立

    前作で度肝を抜かされたブラック・ユーモアが続編となって何割か増し増しになってカンバックしたのだから凄く無いわけがない。言ってみれば、この『デッドプール』の最…

  18. 『メイズ・ランナー:最後の迷宮』既視感満載アクション映画でもキャラへの思い入れが勝って見入ってしまっ…

    ようやく完結した『メイズ・ランナー』だが、このシリーズは数多くあるディストピア映画でも傑作の部類に入ると思う。他が回を重ねるごとに低空飛行になるのに比べて、…

  19. 【綾野剛は流石だけど・・・】シュールこそ独自性と勘違いした悪ふざけ『パンク侍、斬られて候』

    劇中薄らとは感じていたけど、エンドロールでセックス・ピストルズが流れたことから、この映画が意味するパンクはニヒリズムなんだと確信した。しっかし、趣味嗜好…

  20. 『空飛ぶタイヤ』池井戸潤が感じる自分の正義を庶民的正義と重ね合わせた大衆娯楽の鑑のような傑作!

    池井戸原作の映画を楽しみにしていた。初の映画化である。彼の作品は現代社会をリアルに描く。ドロドロした部分も。『半沢直樹』が社会現象になったように、その妙なリ…

  21. 先進国ニッポンの歪みを見事にえぐった今観るべき傑作『万引き家族』

    是枝監督作品は優しさに満ち溢れている。絆や愛情とは何かという根本テーマがあるから、時には常識や通念的なものでは括れない、人間や社会の本質を露わにする。201…

  22. 『いぬやしき』加齢のギャップを活かせず、憲さんよりも佐藤健がカッコ良いのが最大の失敗!

    空中戦の映像は見事でした。昨今の邦画では最高クラスじゃないかと思えるど迫力でした。ただね、なんかヒーロー漫画原作の映画にしては腑に落ちないというか、スカ…

  23. 単純明快の完全勝利!『ランペイジ 巨獣大乱闘』胸も怪獣もデカいのが好き!それ以上は何も望まない!

    映画は単純明快こそ面白いと思う。抽象芸術ではないから。それに娯楽である以上は分かり易い方が良い。特に仕事が忙しくて疲れている時とか余計に。疲れてるって時に、…

  24. LGBT映画の従来のイメージを覆す普遍的恋愛を描いた画期的な傑作『君の名前で僕を呼んで』

    1983年の夏休みにイタリアで家族と一緒に住んでいる17歳の少年エリオが、そこに現れた24歳の大学の博士課程の研究生オリバー青年と恋に落ちるという話。なんだ…

  25. 【映画レビュー】ポップ・カルチャーへの敬意と賛美で彩られた大傑作『レディ・プレイヤー1』

    あれだけ映画史に革命を果たしてきたスピルバーグが、21世紀にこれほどまでに革新的な映画を生み出すのかと驚きと脱帽しかない。まだまだ現役、…

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