ライブレポート

COUNTDOWN JAPAN 1516

cdj01

個人的には今年で9年目となる幕張参加!
毎回凄いなと思うのは、マンネリズム化せずに変化があること。それは数多くのフェスを手掛けてきた渋谷陽一の実績の賜物に他ならない訳だが、年々参加者が増えるにあたっても、限られた空間の中での窮屈さとのあくなき挑戦がされているのが分かる。が、正直それでも混雑には辟易とする場面も多く、参加人数を増やすフェス自体の発展とどう対峙していくのか、今後も課題は果てなくあるとも思った。

今年見たバンドは下記の通り!
●Dragon Ash
希望のためにステージに立つというkjの言葉に感動。安定のステージングには脱帽。
●YEN TOWN BAND
20年前の映画の架空バンドにして古臭さを感じないのは、Charaの歌唱力が成す業か?
●宮藤官九郎・神木隆之介・桐谷健太
来年公開のクドカン監督作のトークショー、こういうのは音楽フェスで必要だろうか?
●THE ORAL CIGARETTES
あ、コイツら今後凄い飛躍するな!という確証めいた予測ができるほど素晴らしかった!
●KEYTALK
ヒット曲満載の容赦ないセトリに大満足!今年の曲と過去の曲との調和もいい!
●[Alexandros]
もはや圧倒的なカリスマ性と旬の勢いのみでこなしたと言ってもいい圧巻の存在感だった!

個人的なベストアクトはTHE ORAL CIGARETTES!
大衆の心を掴むロックバンドというのは演奏力や楽曲も重要だけど、それ以上にMC力にあるのかなと思ったりもした。「今どん底で、暗闇の中でもがき苦しんでてもいい、必ず光は射します!」という力強く感動的な山中(Vo)の言葉から、そのまま雪崩込むように演奏された「狂乱HeyKids!!」の盛り上がりは今フェスの最も印象的なシーンだった。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. 遂にNYタイムズ誌まで?ガキ使の黒塗りメイク批判は行き過ぎだと思う理由!
  2. RADWIMPS「HINOMARU」が物議!ポップ・ソングの右傾化に不自然さを感…
  3. 『茅ヶ崎物語 ~MY LITTLE HOMETOWN~』からサザンがエロスを歌う…
  4. THE ORAL CIGARETTES山中がビバラでUVERworld TAKU…
  5. 安室奈美恵の引退への想い~安室という現象が現代の日本女性像を変えた~

関連記事

  1. ライブレポート

    時代の寵児チャーリー・プースの日本初ツアーを観た!

    彼の音楽は実に純粋である。純粋というのは真新しさや時代に媚びて…

  2. ライブレポート

    【フジロックレポート】FUJI ROCK FESTIVAL ’18で日本のフェス文化は一…

    2018年7月下旬。酷暑が警戒される異様な夏。連日35℃を優に…

  3. ライブレポート

    SUMMER SONIC 2018 1日目のライヴレポート(2018/08/18)!ノエル13年ぶり…

    今年もサマソニに来た。個人的には11年目のサマソニである。数々…

  4. ライブレポート

    1日目に観たアーティスト

    しかし、あちぃ~な!毎年!毎年!けど、今年は日焼け止め…

  5. ライブレポート

    ロック・イン・ジャパン2017 2日目ライヴレポート

    夏真っ盛りである。夏と言えば・・・・・・海! ビール! フェス…

  6. ライブレポート

    生足ノックアウト!(サマソニ2011)

    花火も見ずにマリンステージをせっせと後にした理由は・・・…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

[PR]
  1. ハリウッド

    SW史上最大の被害者?ダース・モールその悲劇の人生を徹底解析!
  2. 映画レビュー

    『娼年』の実写化で性に真剣に向き合った監督と、素っ裸で腰振りまくった松坂桃李に敬…
  3. 映画

    是枝監督『万引き家族』がカンヌで最高賞!カンヌにおける日本映画の歴史と、今回の受…
  4. 邦楽

    THE ORAL CIGARETTES山中がビバラでUVERworld TAKU…
  5. ライブレポート

    COUNTDOWN JAPAN 1718 3日目ライヴレポート
PAGE TOP