こんなにもパワフルで、こんなにも感動的で、こんなにもポジティブで明るくて楽しくて、それでいて観客に対してここまでサービス精神旺盛な初武道館があっただろうか?
普通、初の武道館となると「ようやく俺たちここまで来れた」ってサクセス・ストーリーを称えるだけの祝福会に終始してしまいがちだ。
もちろん、関係者にとってもファンでさえも、特別な意味を持つ初武道館だ、それでいい。
まして彼の場合、レコード会社こそビクターだが、所属事務所が大手というわけではない。
地道なライヴ活動と、素晴らしい楽曲への純粋な評価、そしてメンバー各々のキャラ、この実にアナログで地道な道のりのほんの小さな努力、努力が実った武道館である。
しかし、彼らの武道館は、その祝福会的な感動も併せ持ちながら、観客に対する徹底した、おそらくKEYTALK史上最高級とも言えるエンターテイメントを繰り広げたのであった。
結成わずかな若手バンドが、ここまで観客に献身的で、楽しませることだけを意識したライヴは、そうできない!これこそ彼らが現代のロックシーンを牽引する由縁なのかもしれない。
新旧の人気曲、堂々の30曲が演奏された圧巻のロックショー、今後のさらなる飛躍を自ら確証したライブだった!
多くの初武道館を見てきたが、こんなHAPPYに満ちた初武道館を体験したのは初めてだ。
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