音楽

ジャスティン・ビーバーがライム病を告白して逆に彼を応援したくなった理由



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ジャスティン・ビーバーがライム病と診断されていたことを告白した。
ライム病とは、小動物が持つ菌がマダニによって感染し、発熱や慢性疲労から睡眠・認知障害などを引き起こすとされる。稀な例として脳や神経の機能不全に関連する症状が起こるとも言われているが、標準的な抗生物質で2~4週間で完治する病気と認識されている。しかし、ジャスティンは完治せず、慢性的な症状が残っているという。



これを受けてジャスティンはインスタで下記のようにコメントを発表した。また、数年前に報じられた精神疾患の原因も、この病気であることが発表された。

「多くの人がジャスティン・ビーバーは見た目がクソみたいで、メス(ドラッグ)をやっているとか言っていたけど、僕が最近ライム病と診断されたということには気づかなかった。それだけではなく深刻な慢性的伝染性単核球症(でんせんせいたんかくきゅうしょう)もあって、肌や脳機能、体力、健康全体に影響を及ぼしていました。これに関する詳細は、もうすぐYouTubeで公開するドキュメンタリーシリーズでさらに明らかになる。僕が闘病している姿、そして克服する姿全部が見られるよ!ここ数年は大変な年だったけど、正しい治療を受けていて、今はまだ完治しないこの病気の対処をしている。これまでよりも良い自分で帰ってくるよ。大げさじゃないからね」
引用:www.tvgroove.com/?p=28345

ジャスティンと言えば、2017年に日本公演史上10万人を動員する最大規模のコンサートをキャンセルして話題になっていた。(個人的な話で申し訳ないが、実はこのツアーには参加予定で、抽選で決まった席が最前列に近い、かなり良い席が当たっていたので、当時は本当にガッカリしたっけな。なので、キャンセルについては未だに恨み節炸裂ではあるのだが)今回の病気の件で、当時の彼の体調の詳細を、やっと知れることになって逆にスッキリしたというか、致し方ない状況だけに、納得がいったというのはある。



だって、それだけ彼は苦しんだからだ。妻ヘイリーとの婚約も何度も延期した。デート中に妻が号泣したこともあったが、それも彼の状態が酷かったことからだと聞けば、むしろ今ではジャスティンをフォローしたい気持ちでいっぱいだ。
当時は急に信仰深くなり変な新興宗教に騙されてるのでは?なんて憶測も飛んだが、要するに当時のジャスティンは藁を持つかみたい状態で、身心を整えるための言動だったと思わずにはいられない。インスタでも「神は常に忠実だから、祈りの言葉は本当に効果がある。ありがとう。今はこれまでの中で最も人間らしい時期にいて、自分自身と真正面から向き合っているよ」とコメントしているように。

ただ、長い間(2017年~と考えれば3年弱も)不調の原因が分からなかったのだが、今回病名がハッキリしたことで、今では適切な治療の元、本来のジャスティンに戻りつつあるという。
新曲「Yummy」も良い感じで、バレンタインには待望の新作も届く。他にも、今年は、北米から始まるツアー、ドキュメンタリーと、本格的なキャリア復帰を発表し、ますます目が離せない!

(文・ROCKinNET.com編集部)
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