歌えない宣言から社会現象化!2017年最大のヒット曲に!
この夏の音楽シーンを独占していると言えば、ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキーが、ジャスティン・ビーバーとコラボした「デスパシート」のREMIX版だ。動画がアップされてから24時間で再生回数が2,000万を超え、2017年最高再生回数の記録になったり、全米ビルボード・シングルチャートでも8週連続1位と空前の大ヒットを記録している。
しかし、ジャスティンがライブの生演奏で「(スペイン語部分が)歌えない」宣言をしたり、当該当部分を適当に歌ったりと話題に。それを、バックストリート・ボーイズなど錚々たるメンバーが真似したり、遂には、旅行会社によってMVで映されたロケ地をまわるツアーが組まれ、マドリードに経済効果をもたらすなど社会現象になっている。
ジャスティンのアンチの怒りが爆発
しかし、英Mirror誌によると同曲へのボイコット運動が始まったとされている。ルイス・フォンシが「スペイン語はジャスティンの母語じゃないから仕方ない」と擁護するも、「それってどうなんだ?」という疑問と反発は楽曲がヒットしていく反面、増える一方で、遂に「ゴミ楽曲をボイコットしよう」と、「#DespacitoBoycotParty(デスパシートボイコットパーティ)」というハッシュタグが用いられたキャンペーンが開始され、不買やストリーミングしない運動が広がっているという。
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ジャスティンのファンたちの反撃
当然ビリーバーたちが黙っているはずもない。容赦ない反撃に出るだろうと思いきや、まず彼女達が注目したのは先のハッシュタグのスペルミス。「boycott」と綴られるべきものを、「boycot」と「t」がひとつ足りないことを執拗に指摘している。「スペルを正確に綴れない癖に、ワールドツアー中のジャスティンがスペイン語を学ぶことを期待するのはおかしい」と反撃!
日本にも徐々に浸透してきている
楽曲の成績はというと変わらずの人気ぶりで、逆にボイコット運動が宣伝となり、注目度が増す傾向に。遂には日本でも、その人気は浸透してきている。がめつい洋楽ファンなら既に耳タコ状態だろうが、特に東海地方のFM局では大プッシュがされているとか。海外のトレンドとなっている楽曲をいち早くリスナーに届けることでも定評の高いZIP DANCE HITS 20のミュージック・ナビゲーター南城大輔氏が言うには
東京や大阪と違い、車移動(カーラジオ)文化も色濃く、圧倒的なZIP-FMの聴取率(シェア)も手伝い、リスナーも『いつも聴いているラジオ局から流れてくる洋楽(POPミュージック)』の感覚を持っており、年齢層も幅広く、老若男女問わず耳も肥えており、言葉の壁を越え・・・ノリ、グルーブ、世界観、曲調・ジャンルにこだわらず、素直にいい音楽を受け入れる、ある意味洋楽慣れしている方が多いと思います。
出典:https://iflyer.tv/ja/article/2017/07/11/luisfonsi-daddy-despacito/
とのこと。日本ではようやくEDMが浸透しており、(毎回のことだが)世界的には一歩遅れた感じがあり、ダンス・ミュージックではないスペイン語曲が流行するか微妙なところではあるが、(Mステあたりが来月以内には取り上げて浸透するかな?)何となく「ランバダ」「マイアヒ~」「スキャットマンジョン」的な臭いがするのは俺だけか? 是非とも9月の来日までにはジャスティンには覚えてきてほしいものだ。
(文・ROCKinNET.com編集部)
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