先日、自身のインスタグラムで米中間選挙を前に、共和党女性議員を名指しで批判。女性の権利拡大や賃金の平等、女性への暴力取り締まり強化、LGBTの差別禁止に反する同議員に賛同しかねるとして、民主党支持を表明したテイラー・スイフト。これまでテイラーは、政治的立場を明確にしてこなかっただけに「のんぽり馬鹿女」などと言われたが、突然の政治発言に、世界中が驚きと共に拍手喝采する一方で、トランプ大統領を含む共和党や一部の保守層からは大批判が上がっている。それだけ発言の影響力は計り知れないものとなっている。事実、彼女の発言後に、有権者登録した若者が続出。与野党逆転とさえも言われているほどだ。
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この事態に、長年テイラーと犬猿の仲とされるケイティ・ペリーがテイラーの発言を絶賛。テイラーの投稿に「いいね」を押した上に、2018年10月18日のチャリティー会場で「当然のことよ、彼女は素晴らしいお手本になっているんだから」と絶賛発言までした。二人は2013年頃からバックダンサーの取り合いでTwitter上で揉め出し、お互いを楽曲で批判し合うまでに発展。関係性は悪化の一途をたどり、修復不能とまで言われていた。
●テイラーがケイティ批判したとされる「Bad Blood」
Bad Bloodとは「不仲」とも訳される。歌詞もいきなり《私たちはお互い嫌いよね/前はおかしいくらい愛してた/けど、あなたがしでかしたことを見なさいよ》とあからさま。
●ケイティがテイラー批判したとされる「Swish Swish」
タイトルの「Swish」がスウィフトに似ていること、歌詞が《シュート、シュート、あら失敗ね/バスケットでもう一度やりなおして》など、全体的に誰か女性批判をしていることで反撃ソングの噂が有力。
しかし、昨年2017年に事は大きく進展する。テレビ番組に出演したケイティが初めて不仲の噂について言及。ついでに、テイラーとの和解を強く希望した。また、テイラーは今年2018年5月に開始した世界ツアーの時期に、ケイティから送られたオリーブの枝をインスタグラムのストーリーで披露し「ありがとう、ケイティ」と言葉を添え、和解したようであった。そして、ここに来てのケイティのテイラー絶賛コメントの発表。5~6年に渡り繰り広げられてきた歌姫たちの確執はほぼ雪解けしたと言っていいのかな? あとはグラミー賞あたりのステージ上で共演でもすれば言うこと無しなんだけど、気分屋で、プライドの高い二人だけに難しいか? 結局カニエの二の舞になるかもだし。
(文・ROCKinNET.com編集部)
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