ニュース

ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞

bobdylan

当然の受賞であり、誰も文句を言える立場にないのは明白だ。
ボブ・ディランという偉人にとっては、然るべき受賞結果である。
60年代に反体制的なプロテスト・ソングを歌い、公民権運動、ベトナム戦争に揺れる米国を揶揄し、同時に時代を鼓舞してきた。そういう革新さを歌った歌詞が、非常に哲学的でもあり、キャッチーでもありながら奥深く、大衆ソングに付随する歌詞の域を超えた<詩>として認識すべき。その検証は、また後日しよう・・・
スウェーデン・アカデミーが発表してる「アメリカの輝かしい歌曲の伝統の中で、新しい詩的表現を生み出してきた」ことの評価は真っ当である。

案の定、文学界で批判が起こっている。
ディランを聞いたこともない日本人が自らの無知さを露呈して愚かな意見を吠えている。
疑問視する者、反対する者は自身の無知、センスの無さを恥じた方がいい。
そもそも「詩」は文学の根源、彼は表現方法が音楽だっただけ。
音楽賞、文化賞を上げろなんて言ってる馬鹿には呆れてものが言えない。
そもそも、ボブ・ディランを「歌手」と一括りにする時点で、愚かだ。彼は、ミュージシャンは元より、詩人であり、哲学者であり、革命家である。時代と共に変化してきた「多人格者」でもある。その影響力は音楽に限らない。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. 第10回 独断で選ぶ素晴らしい邦楽たちTOP10 2018
  2. 『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』の功績は神話をオリジナリティをもって進展させ…
  3. サンボマスター vs My Hair is Bad 男どアホウ夏の陣!日本ロック…
  4. 【ヒットの勝算はネット戦略にあり?】恐怖のピエロ映画『IT』が公開第三週で興収首…
  5. 【フジから若者が消えた?】フェスの“聖地”フジロックが中高年化している問題。若者…

関連記事

  1. ライブレポート

    生粋のフジロッカーである僕が今年の参加を断念した理由

    デルタ株拡大の中でのフジロック開催の是非五輪開…

  2. テレビ・芸能人

    海外メディアも報道した「たけし独立騒動」何故たけしは自ら出て行ったのか?

    たけしが「オフィス北野」から独立する。何か腑に落ちない部分もあ…

  3. ライブレポート

    SUMMER SONIC 07

    もはや来ることが宿命・・・SUMMER SONIC 0…

  4. ライブレポート

    ノエル武道館初日でライヴ泣き!

    個人的にはオアシス解散直前の来日公演以来なので、6年ぶりと…

  5. 音楽

    【聖地の意地】フジロックにディラン降臨!日本のフェス文化第二の夜明けか?

    フジロックにディラン降臨である!!!!フジの客層が“おひとり様…

  6. 音楽

    全米絶賛!アデル歓喜!コーチェラでのビヨンセが歴史的パフォーマンスで世界を圧倒した理由とは!

    米国を代表する野外フェス「コーチェラ・フェス」にビヨンセが2日…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

[PR]
  1. 映画

    日本アカデミー賞とかいう老害賞には文句しか出て来ない
  2. ニュース

    映画『アントマン』では味方だった猛毒蟻“ヒアリ”について徹底解説!
  3. ハリウッド

    SW史上最大の被害者?ダース・モールその悲劇の人生を徹底解析!
  4. ハリウッド

    『マイティー・ソー バトルロイヤル』を楽しむための豆知識をちょこっとだけ紹介!
  5. ライブレポート

    【即日ライブレポ】KEYTALKの横浜アリーナ公演は到達では無く“門出”だった!…
PAGE TOP