音楽

【追悼】SHINeeのジョンヒョンが27歳の若さで急逝(個人的に選ぶSHINeeSONGベスト10も!)

出典:SMTOWN

嘘であってほしいと思う。
嫌韓とか親韓とか関係なく、純粋に音楽的に見てSHINeeは、本当に優れたポップグループでジョンヒョンは才能の筆頭だったと思う。歌唱力も群を抜いて素晴らしかった。SHINeeとは彼ありきで成立していたと改めて感じる。作詞作曲もこなし、唯一、K-POPで興味を示したアーティストだった。だからこそ衝撃は大きい。27歳は若過ぎる、あまりに悲しすぎる・・・・・・

まず、2011年に起きた韓流ブームの中でも彼らは異質だった。背の高いマッチョマン達が西洋被れのダンス・ミュージックで現れたのに対し、SHINeeの楽曲は純粋なPOPからR&B、ROCK、JAZZ、electronic等、多様なジャンルを取り入れた最先端の音楽を作っていった。スタッフも欧米の作曲家を起用するなど、正しく世界基準のサウンドであった。
そして、欧州の人気が高かったことが凄いと思った。これまで東洋の芸能やアーティストが西洋人に受け入れられることは、まず無いんだろうなぁと思っていた。けど、SHINeeの欧州公演の様子を見て衝撃が走る。西洋の女性が東洋の男性グループに黄色い声援を送っていたのだ。こんなことが現実に起こり得るのかと。

日本でも三年連続でドーム公演を成功させ、今年2017年は日本だけで50万人以上を動員した。これは2017年の日本のライヴ興行の8位にもなる。単なる韓流ブームの名残で人気なのではなく、真っ当な理由で支持されてきたのが分かる。
ただ、彼は最後に大きな間違えを犯した。生きなきゃ駄目だ。どんな事情があるにせよ、自分を支持するファンは世界中にいて命懸けで応援している方々の想いを踏みにじってはならなかった。彼を責めるとしたらそれだけだ。

彼への追悼の意も込めて、今回は個人的に選ぶ「SHINee BEST SONG ランキングTOP10」をやりたい!
異論反論もあろうが、あくまで個人的な嗜好に因るものであるので、気を張らずに見てほしい。
ジョンヒョンの歌声は永遠に世界中の彼を支持する人たちの中に生き続けることだろう。そう願っている。

10位「Breaking News」
日本独自リリース曲でも非常にクオリティの高いダンサブルなポップが魅力だった。

9位「Boys Meet U」
この曲を聴いた時に思ったのは何故これを日本の男性アイドルが出来なかったのか?

8位「Love like Oxygen」
サウンド面からして彼らの見据えている舞台は欧米だと感じた楽曲。

7位「Hello」
サビのハーモニーを聴くと、東洋のアーティストとは思えないクオリティの高さ。

6位「Sherlock」
少し休止してた韓国内の活動を再開する楽曲としてのコンセプトが素晴らしいと感じた。

5位「Your Number」
JAZZYでありながらも正当なR&Bが素晴らしい。SHINeeの楽曲の多様性には脱帽する。

4位「JULIETTE(Japanese ver.)」
SHINeeを象徴する楽曲でありながらもジョンヒョン作詞の曲。文句無しで最先端。

3位「STAND BY ME」
J-POP的で日本でシングル発売したら絶対に売れたのにと思った、王道ポップの名曲!

2位「View」
初めて聴いた時に度肝を抜かれた。こういう音楽は聴いたことが無い。

1位「Lucifer」
SHINeeが唯一無二である証明は、こういうハイクオリティなダンス・ナンバーで成されると思った!

(文・ROCKinNET.com)
※無断転載・再交付は固く禁ずる。引用の際はURLとサイト名の記述必須。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. 今年2018年のサマソニがガラガラの異常事態!~その原因を探ってみた
  2. 【速報レポ】My Hair is Badの初武道館公演を観る!椎木が提示した正し…
  3. サンボマスター vs My Hair is Bad 男どアホウ夏の陣!日本ロック…
  4. ピーター死亡?アベンジャーズと違う?話題の映画『スパイダーマン:スパイダーバース…
  5. 『君の名は。』のハリウッド実写化が失敗すると断言したい理由

関連記事

  1. 音楽

    テイラー自分の楽曲権利が買収され激怒!今度の喧嘩相手はジャスティン・ビーバー?

    テイラー因縁の人物に全楽曲権を買い取られて激怒!ケイティ・ペリ…

  2. 映画レビュー

    OASIS日本ラスト公演「FUJIROCK’09」を映画館で観る!

    フェスにおける生の現場に比例する臨場感のある音響。月並みな表現にな…

  3. 音楽

    ポールの凄いところ

    そりゃ、神様は崇めるものだって言ってるのと同じ次元の話なので野…

  4. ライブレポート

    SUMMER SONIC 07

    もはや来ることが宿命・・・SUMMER SONIC 0…

  5. 邦楽

    ワンオクRyota(Ba)の結婚相手が何とアヴリルの妹!

    いよいよ日本公演史上最大規模のアリーナツアーがスタートするON…

  6. 音楽

    2014年に期待をしてしまう魔法の言葉

    昨年50周年を迎え、2013年に入ってから米英で大規模なラ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

[PR]
  1. ハリウッド

    【報酬額予想】相当稼いだだろう新スパイダーマンのトム・ホランドが確定申告で困って…
  2. 邦楽

    実は失敗していたサザンの紅白!ユーミンとの奇跡の共演に助けられ拍手喝采!
  3. 邦楽

    月曜から夜遊びでマツコから「非イケメン宣言」受けたMy Hair is Bad椎…
  4. 邦楽

    安室奈美恵の引退への想い~安室という現象が現代の日本女性像を変えた~
  5. ライブレポート

    ROCK IN JAPAN 2018 4日目(2018/08/12)ライブレポー…
PAGE TOP