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新型コロナ自粛ムードで脚光を浴びる楽曲「HANDCLAP」って何?



YOUTUBEより(Josh & Bamui)

新型コロナ自粛ムードで脚光を浴びる「HANDCLAP」

新型コロナ感染拡大の抑制のため、政府が発表した緊急事態宣言が、今月の大型連休最終日までとされていたが、事態の収束がまるっきり見えない状況のため今月末まで延期された。運動不足による体重増加に悩む人も多い中、とあるYOUTUBE動画が話題となっている。それは韓国のYOUTUBERである男女が様々な楽曲に合わせて身体を動かしまくるエクササイズ動画。有名どころでは、ビリー・アイリッシュの「bad guy」など楽曲は多岐にわたるが、中でも注目を集めているのがフィッツ・アンド・ザ・タントラムズというグループによる「HANDCLAP」だ。

2週間で10kg痩せると、嘘か誠かなキャッチフレーズが話題となり、はじめしゃちょーなど国内の有名Youtuberも実践していることも手伝ってか、同エクササイズ?は、SNSを中心に広く拡散。同曲にも注目が集まっている。





フィッツ・アンド・ザ・タントラムズ?
申し訳ない、音楽に精通している(つもり)だが、初耳である。

既に米国ではプチブレイク済!あの「エレンの部屋」司会者もファン公言!

どうやら、2008年に結成されロサンゼルスを拠点に活躍する、ハイパー・ダンサブル・ポップ・バンドということ。あの全米人気テレビ番組「エレンの部屋」の司会者であるエレン・デジェネレスもファンであることを公言しており、2017年にアカデミー賞で司会を務めた際には、「HANDCLAP」を授賞式のトレイラーに彼らの楽曲を取り上げたほど。また、全米でイタリアを代表する車ブランド「FIAT」のCM曲に大抜擢されると、全米オルタナ系ラジオ局などでもオンエアが上昇した。しかし、そこまで世界的なヒットと呼ぶには至らなかったと言って良いだろう。

自粛生活がきっかけでSNSで話題を呼んでいる!大流行の兆し?

で、ここに来て、まさかの形で世界的にブレイク!
近年ではtiktokをはじめ、SNS発で大ヒットする曲が続出している。
昨年のリル・ナズXの「Old Town Road」はグラミー主要部門候補にまでなった。時代はラジオで流れるよりもSNS界隈でどれだけ話題になるかが重要のようだ、新型コロナ感染拡大を受け、自粛生活が続いており、スポーツジムにも行けないどころか体を動かすこと自体できなくなっている。ストレス過多でフラストレーションが溜まる中、その発散として注目された「HANDCLAP」、数年経った今になってリリース時以上のブレイクになるか注目が集まっている。


で、「HANDCLAP」による肝心のダイエット効果は?

ちなみに、この「HANDCLAP」の消費カロリーはどのくらいになるのか?
踊って痩せる運動、言わばエアロビックスだ。その人の年齢や体重によって消費カロリーも大きく異なってくるが、30歳(身長170cm/65kg)の男性が60分間のエアロビをした場合の消費カロリーは約400kcal。同条件の女性だと少し下がって390kcalと言われている。体重1kg落とすためには約7200kcal必要となる。
正直かなりしんどいっすよ、例えるなら先ほどの条件の男性が60分ランニングしたカロリーが約700kcalなので、10時間走って1kg減るかどうか。「HANDCLAP」に置き換えると、60分400kcalと仮定すると1kg痩せるのに、18時間必要。10kgなら180時間も踊らなければならない。

この曲を永遠と踊り続けるだけでは10kg痩せるのは到底無理な話だ!

その前に飽きるだろうし(笑)ただ、ランニングマシーンで黙々と走り続けるのが苦手な人などは、踊りながらダイエットが出来ると思えば楽しんでエクササイズできる利点はあるだろう、もちろん、食事制限にも気を付けなければならない。

「HANDCLAP」も?一発屋の楽曲を振り返り!

ちなみに、ふとしたことがキッカケでブレイクした一発屋は数多く存在する。
最も有名どころと言えば僕なんかの世代は「ランバダ」を思い出すのだが(バブルか!)
比較的、近年の一発屋楽曲にスポットを当てて振り返ってみよう。

「デスパシート」Luis Fonsi

今世界の主流となりつつあるラテン調のリズム、そのブームの最大の象徴とも言って良いのが同曲。ジャスティン・ビーバーがフューチャーされて一気に世界的に有名になった。

「GANGNAM STYLE」PSY

MVの乗馬ダンスが話題となりYOUTUBE発でヒットした楽曲としては最大級になる。レディ・ガガやジャスティン・ビーバーが樹立した記録をあっという間に塗り替え、2012年を象徴する曲に。リアム・ギャラガーが同曲について「息子が毎日のように歌い踊ってウンザリだ」と発言したこともあった。

「アイ・ラブ・イット」アイコナ・ポップ

日本でもギャラクシー携帯のCM曲に抜擢されたので知ってる人も多いかも? 当時、新進気鋭で後にヒット歌手になるCharli XCXをフューチャーしたことも話題となり、アメリカの総合チャートでも7位になる大ヒットを記録。

「Somebody That I Used To Know」ゴティエ

一体、彼は何者だったんだろうと思うほどに瞬く間に有名になったゴティエ。グラミー賞で最優秀レコード賞を受賞するほど高い評価を得た。オーストラリア出身の歌手としてはカイリー・ミノーグぶりのヒットと期待されたが・・・・・・




「Shut Up and Dance」WALK THE MOON

2008年にシンシナティにて結成され、2012年にメジャーデビューを果たし、2ndシングルである同曲が大ヒットとなる。80sヒッツフレーヴァーの強い印象に残るメロディは全米でも人気を博し、日本の洋楽ファンの間でも話題に。2015年のサマソニに出演した時は、2番目に大きなステージが満杯になり大盛況を迎えるも、その後の活動内容を知る者は少ない。個人的ではあるが、2019年のフジロックでバブパイプのバンドが同曲を演奏した時に彼らを思い出せなかったくらいに存在が薄くなっていた。

「We Are Young」FUN.

同曲が米英両国でヒットし、新時代のポップ・バンドとして大きく飛躍するかと思いきや、同曲のヒットだけで見事に名前を聞かなくなったFUN。ジャネール・ネモイをフューチャーした同曲はグラミー最優秀楽曲を、彼ら自身は最優秀新人賞を受賞した。全米シングルチャートにて6週連続首位をkeepする特大ヒットを記録、全世界で1000万枚を売り上げた。

「All The Things She Said」t.A.T.u.

少し時代が遡るが、ご存じロシア発のお騒がせ女性デュオ。日本ではMステのドタキャン騒動があまりにも有名になるも、結局はその言動に注目が集まっただけで楽曲のヒットには至らなかった。欧米では言うほど話題にはなっていないし。




「You’re Beautiful」ジェームス・ブラント

個人的には一発屋の象徴と呼びたい歌手と曲がコレ。元軍人でも有名となったジェームス・ブラントの、2005年にリリースされるや否や世界現象と呼べるほどの大ヒットを果たした同曲。日本でも、年間を通してFMラジオで耳にしない日は無かったと言っても過言ではないほどだった。その話題の高さと長期にわたるヒットにより、英国では「二度と聞きたくない曲ランキング1位」と揶揄されるまでに。

「Bad Day」ダニエル・パウター

米人気テレビ番組「アメリカン・アイドル」のエンディング曲に使われ、全米総合チャートで5週連続1位を獲得する大ヒットを記録するも、この曲も「You’re Beautiful」同様にあまりにラジオから掛かる機会が多く、人気が絶頂期に達した後に飽きられてしまう。ロサンゼルスの地下鉄「レッドライン」のパーシング・スクエア駅で撮影されたというMVも好評で、非常に良い曲ではあるんだけど残念。

コロナ禍のストレス発散曲としてもっと注目されて欲しい!

新型コロナ感染拡大により、世界中のアーティストがライブやツアーが行えずにいる。それに合わせて音楽ギョーカイも委縮しており、新曲のリリースも滞っている。その影響もあるだろう、おそらく「HANDCLAP」は2020年を象徴する曲になるかも知れない。しかし、一発屋にならないように、チャンスを掴んで才能を開花してほしいところである。

(文・ROCKinNET.com編集部)
※無断転載・再交付は固く禁ずる。引用の際はURLとサイト名の記述必須。


 

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