映画

『スターウォーズ/最後のジェダイ』は何故“最後”なのか?誰が最後なのか?鑑賞前に深まる謎を徹底追及!

© 2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

公開間近の『スターウォーズ/最後のジェダイ』を徹底追及! 今回は最も気になるサブタイトル『最後のジェダイ』について考察していきたいと思う。そもそも、このサブタイトルが示す通り、「今回でジェダイは滅びてしまうのではないか?」と大方の予想はされている。

監督が“最後のジェダイ”はルークと明言!

では、いったい最後のジェダイは誰なのか? これに関しては、監督のライアン・ジョンソンが「私たちの考えとしてはルークです」とサッパリ明示している。ただ、最後のジェダイは一人とは限らないと言う説もあって、その理由として、フランス語、イタリア語など多くのヨーロッパの言語では英語の”THE”にあたる定冠詞によって複数か単数かを判別するが、今回発表されたヨーロッパ版タイトルが『LES DERNIERS JEDI』(フランス)『GLI ULTIMI JEDI』(イタリア)『LOS ULTIMOS JEDI』(スペイン)等、男性複数を表す定冠詞が含まれていたため、最後のジェダイが複数であることを認めざるを得なくなった。英語の定冠詞には単数・複数の区別はないのだが。
ルークが最後のジェダイだとするならば、それが意味するものは何なのか? 結局、ジェダイが滅びてしまうということである。ルークが死んでしまうのか、はたまた父親と同じく暗黒面に落ちてしまうのか? 両方とも考えたくないエピソードであるが、如何にも暗黒面に落ちた後のような衣装を身に着けたルークの姿も公開されており、もしや・・・・・・という懸念も多い。

ルークが暗黒面に陥ってしまうのではないかという疑惑

そもそも、『最後のジェダイ』はルークとレイが主軸となった話であると監督は明言している。ルークに関する『ジェダイの帰還』から『フォースの覚醒』までの空白の時間軸を埋めるための驚愕のエピソードが描かれているということで、気になるところだ。ルークを演じるマーク・ハミルも、監督からアイディアを聞かされたときは驚きのあまり放心状態になったと語っているから相当なものだったに違いない。やはり、暗黒面に落ちてしまうのか? ポスターが全体的に赤いのにも注目である。スター・ウォーズの世界では赤は暗黒面の象徴色といわれている。そう考えると、ルークが暗黒面に落ちてしまうことを遠回しに示しているとも思えなくもないが・・・・・・また、予告編を見る限りではルークがフォースに関してネガティブな態度を示していることも見逃せない。

フォースが導くのはハッピー・エンドか?悲劇か?

ここまで見ていくと、あたかも暗い話になりそうな『最後のジェダイ』ではあるが、考え方によっては、そうとも限らないと見受けられる。キーとなるのは、レイとカイロレンが握手しようとする
シーンである。この予告シーンから読み取れるのは、レイがフォースの強大な力を習得するに至らず翻弄されて苦しんだ挙句に、同様に自分の置かれた立場に苦悩するカイロレンに歩み寄り、暗黒面に落ちてしまうのではないかという説。
もうひとつは、監督が述べているのだが「カイロレンはベイダー卿になるに至ってない」という発言である。彼はダース・ベイダーに憧れを持っているが、まだ力及ばず自分が何者でもないことに焦りを感じ苦悩している様は『フォースの覚醒』でも描かれ、今回の予告編でも垣間見れる。ということは、彼が暗黒面を諦め、捨て、ライト・サイドに転向する可能性が無い訳では無いとも捉えることが出来る。


これらが、読めないのは、フォースというものが、ライト・サイドにも、ダーク・サイドにも両方に影響されるものであるからだ。フォースを身に付けた者が、ライト・サイドに偏れば「ジェダイの騎士」となり、ダーク・サイドに偏れば「シス」として悪の象徴になるように。アナキンの人生が正しくその通りだった。

キーとなるのは、サブタイトルそのものである“最後”にある。
誰が最後のジェダイなのか? 最後が意味するのはハッピー・エンドなのか? 悲劇なのか?
映画の公開が待ち遠しい!!


『スターウォーズ/最後のジェダイ』
2017年12月15日(金)全国一斉ロードショウ

参考:http://eiga.com/news/20171010/20/
http://eiga.com/news/20170306/17/

(文・ROCKinNET.com)
※無断転載・再交付は固く禁ずる。引用の際はURLとサイト名の記述必須。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. 『娼年』の実写化で性に真剣に向き合った監督と、素っ裸で腰振りまくった松坂桃李に敬…
  2. 【全曲レビュー】桑田佳祐の最新作『がらくた』が凄過ぎた!大衆音楽ここに極まり!
  3. 【フジから若者が消えた?】フェスの“聖地”フジロックが中高年化している問題。若者…
  4. 「時代遅れのRock’nRoll Band」を聴く
  5. 第10回 独断で選ぶ素晴らしい邦楽たちTOP10 2018

関連記事

  1. ハリウッド

    『マイティー・ソー バトルロイヤル』を楽しむための豆知識をちょこっとだけ紹介!

    シリアス路線からコメディ路線に大きく舵を変更したことで興収的にシリ…

  2. ハリウッド

    世界各国で空前の大ヒットを記録中の『ブラック・パンサー』が歴代5位の初週末記録を達成!

    既に本国アメリカでは公開されているマーベル映画『ブラック・パンサー…

  3. 映画

    『君の名は。』北米公開に合わせて主題歌の英語Ver.公開!

    本格的な北米公開に向けて主題歌「前前前世」の英語版が公開されま…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

  1. 音楽

    アリアナ慈善LIVE「One Love Manchester」を観て感じたこと
  2. 邦楽

    CDJ1819で大量発生した「あいみょん地蔵」で垣間見えた若いマナー違反客の現実…
  3. ハリウッド

    世界で大ヒット中の映画『スパイダーマン:ホームカミング』の主人公トム・ホランドの…
  4. 日記

    大雪なので雪の日に聴きたい楽曲を集めてみた!
  5. 邦楽

    松任谷由実「恋人がサンタクロース」がクリスマスは恋人と過ごす日という社会的呪縛を…
PAGE TOP