映画レビュー

【映画鑑賞日記】スノーホワイト/氷の王国

snow2(C) Universal Pictures

とにかく1から10までシャーリーズ・セロン!
前作の怪演健在です!最近の映画では、主人公以上に印象深い悪役というのが少なくなってきていると思ってますが、本シリーズの彼女の悪女は拍手したくなるレベルで素晴らしい!
『マレフィセント』で悪役に徹することが出来なかったアンジーを余裕で凌駕する女優魂とインパクト!正直、出番はさほど多くはありませんが、他にも多くのスター俳優が出ているにも関わらず、完全にこの映画の食っています!シャーリーズ・セロン無くして、この映画は成立しないレベルの凄まじさです。

ただ、白雪姫は一切出てきません。
それでも、タイトルは『スノーホワイト』(邦題)・・・思いっきり矛盾。
ただ、前作も白雪姫が鎧を着て闘うくらいなので、今回も随所に『ロード・オブ・ザ・リング』的な、RPG的冒険要素が組み込まれており、むしろ男子大満足な映画であります!

シャーリーズ・セロンの妹魔女をエミリー・ブラントが演じているのですが、氷を操る魔女なんです。手を振るたびに氷がシャッシャと出てくる様は、多くの方が同じ印象を受けている通り、思いっきり『アナ雪』。しかも、姉妹。本作の根底のテーマは、家族や仲間や恋人に対する愛情を持つことを許されない主人公たちが<ありのまま>に愛を持つために、氷の魔女と対決する話。便乗映画?って感じました。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. UVERworldの男祭り遂に東京ドーム実現!でも女性CREWからブーイング?
  2. ポール東京ドーム初日を観た!
  3. THE ORAL CIGARETTES山中がビバラでUVERworld TAKU…
  4. 実は失敗していたサザンの紅白!ユーミンとの奇跡の共演に助けられ拍手喝采!
  5. 想定外のラストに衝撃!『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』で初めてアメコ…

関連記事

  1. 映画レビュー

    『七つの会議』が掲げる「されどネジ」は日本の労働力賛歌だ!

    流石は池井戸潤原作だけあって面白い。ハズレが無い。主演に野村萬斎を…

  2. 映画レビュー

    究極の風刺映画『バイス』に脱帽!保守とかリベラル以上に「次のワイスピが楽しみ」が怖い!

    自分が多感な青春期に世界で起こった重大な事件の数々の舞台裏を知…

  3. 映画レビュー

    DC史上最高傑作『アクアマン』多用な映画的要素が詰め込まれた究極の娯楽作

    圧巻のアドベンチャーでありDC映画の不評を吹き飛ばす素晴らしい…

  4. 映画レビュー

    時代と逆行する想定内のキムタク映画『無限の住人』

    黒澤明の『椿三十郎』のラストシーンを思い出した。三船敏郎と仲代…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

  1. 音楽

    遂に雪解けの予感?それでもオアシス再結成が無いと言い切れる理由とは!
  2. グラミー賞

    今年のグラミー賞で明確になった黒人音楽(RAP/HIPHOP)劣勢の事実と、ブル…
  3. 邦楽

    実は失敗していたサザンの紅白!ユーミンとの奇跡の共演に助けられ拍手喝采!
  4. 邦楽

    月曜から夜遊びでマツコから「非イケメン宣言」受けたMy Hair is Bad椎…
  5. ニュース

    映画『アントマン』では味方だった猛毒蟻“ヒアリ”について徹底解説!
PAGE TOP