映画

『君の名は。』当初の興収予測は15億円だった!

image source:http://www.imdb.com/title/tt5311514/mediaviewer/rm2675849216
© 2016「君の名は。」製作委員会

年末年始までのロングラン上映が決定したほど爆発的ヒットとなった『君の名は。』!
企画・プロデュースを担当した川村氏はこう話します。
「関係者で話す時も、なんか1000万人いったらしいですね・・・と戸惑いながら話しています。新海監督の前作『言の葉の庭』が1.5億円でしたから、うまくいっても10倍の15億円ほどだと公開前に見積もっていました。想定の範疇を超えすぎて、淡々とやりすごしてないと怖くて仕方がないです」

ここまでの社会現象は狙って出来るものではありません。
新海監督や声優を務めた神木龍之介ら含め、自分たちの偉業を「他人事」のように思える心理っていうのは成功した表現者がゆえにあると思います。大ヒット曲を生んだミュージシャンが、もはや自分の曲だとは思えない発言しますけど、それに似てるような。(桑田佳祐や桜井和寿なんかが、よく言ってますよね)

とにかく、そのうまくいって15億の、さらなる10倍の興行収入を上げてしまったわけで、ここまできたら、目指せ『千と千尋』(308億円)になってくるわけですが、それが相当難しいとしても、なかなか良い線いっちゃいそうなのが、いい意味で末恐ろしい。
中高大学生向け映画の試算だったのに、今やスクリーンに足を運んでるのは、30代、40代・・・60代以上の高齢者までをも巻き込んで、しかも涙してる人もいるというから正真正銘の社会現象!
リピーターも多いと聞くけど、同じ映画は二度と見ないがモットーの俺でさえ、二回目いつ見ようかと思ってるほど・・・(*^皿^*)

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. 【追悼】アメコミ界の巨匠スタン・リー逝去~映画カメオ出演を振り返る~
  2. UVERworldの男祭り遂に東京ドーム実現!でも女性CREWからブーイング?
  3. エルレ細美が「待った!」転売野放し・・・チケットだけじゃないライヴ物販問題を考え…
  4. 今年2018年のサマソニがガラガラの異常事態!~その原因を探ってみた
  5. 実写化史上最も成功していると言って過言でない『美女と野獣』に感動する

関連記事

  1. 日記

    映画『セッション』に関する菊地vs町山の喧嘩が下らなすぎる問題

    どうでもいいっつっちゃーどうでもいいのだが・・・俺自身…

  2. 映画

    徹底予習!!ディカプリオ×ブラピ共演『ワンハリ』を観て「何コレ?」にならないための豆知識!

    賛否両論の『ワンハリ』批判に待った!レオナルド・ディカプリオと…

  3. 映画

    前作に続くヒットなるか?新海誠の新作『天気の子』にまつわる3つの不安要素

    前作『君の名は。』のヒットにどこまで近付けるか?超えるか?社会…

  4. 映画

    号泣続出?逆詐欺映画と話題の『すみっコぐらし』異例の大ヒットを記録!

    先週末に公開されたアニメ映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひ…

  5. 映画

    ピーター死亡?アベンジャーズと違う?話題の映画『スパイダーマン:スパイダーバース』大解剖!

    先日のゴールデン・グローブ賞のアニメ部門で、ディズニー作品『シュガ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

  1. 映画

    何故「バルス現象」は起きるのか?その理由は日本特有の国民性と風土にあった!
  2. ライブレポート

    ポール東京ドーム初日を観た!
  3. 邦楽

    サザン40周年ライヴをLVで観る!~親近感こそサザン最大の魅力だと再確認する~
  4. ライブレポート

    【ライヴレポート】ポール・マッカートニー(2018/11/1@東京ドーム)
  5. ハリウッド

    世界で大ヒット中の映画『スパイダーマン:ホームカミング』の主人公トム・ホランドの…
PAGE TOP