邦楽

細美武士の新たな門出に祝福を!

monoeyes

MONOEYESの新譜を聴いた。
エルレ休止直後のthe HIATUSは細美自身がが脱エルレ、エルレとは異なる曲作りを示す必要性があったに違いない。そして、the HIATUSはエルレ並みの成功を収めた、この時点で細美の功績やカリスマ性は本当に凄まじいと思うのだが、まさか、今になってさらに新バンドを始めるとは思わなかった。
どんな姿勢でロックを奏で、どんな曲をプレーするのか、そして、それらはロックファンにどれほど受け入れられるのだろうか・・・その不安も多少は混じった期待は、見事に歓喜に近い恍惚感と変わっていた。

「エルレ回帰」と言うと語弊もあるかもしれないし、細美の意図する気持ちとは異なるかも知れない。しかし、直感的に感じるカッコ良さ、パンキッシュで陽気で、ストレートで、王道的なロックは、エルレガーデンを聴いた20代前半の頃の自分と同じ衝撃だった。
誰しもがエルレは復活しないと思っているだろう、そんなロックの大きな損失に落胆する人間も多いだろう・・・けど、それをカヴァーできるとすら思える、素晴らしいバンドの誕生に祝杯を上げたい気分だ。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. サンボマスター vs My Hair is Bad 男どアホウ夏の陣!日本ロック…
  2. ロッキンにサザン13年ぶりの降臨!昨年の桑田ソロに引き続きフェスに出る意味とは!…
  3. DA PUMPがSMAPの振付をすることが芸能界で衝撃的である理由
  4. エルレ細美が「待った!」転売野放し・・・チケットだけじゃないライヴ物販問題を考え…
  5. 『君の名は。』のハリウッド実写化が失敗すると断言したい理由

関連記事

  1. 邦楽

    次の朝ドラ主題歌にミスチル新曲決定!

    次期NHK朝ドラ「べっぴんさん」の主題歌にMr.Child…

  2. 邦楽

    本人も戸惑う…宇多田新作新作『Fantôme』が世界席巻中!

    iTunesアルバム総合ランキングでは、日本を含む世界31…

  3. 邦楽

    ロキノン系バンドがダウンタウンにいじり倒される(笑)

    HEY×3のスピンオフ番組が放映され、フェスでお馴染みのバ…

  4. 邦楽

    ミスチル桜井和寿が粋な計らい「I ♥ CD shops!」開始

    Mr.Childrenの桜井和寿が「I ♥ CD shop…

  5. 邦楽

    バンプの新曲が神過ぎて言うことがない・・・

    とりあえず来週リリースの新作への期待と楽しみが増した!新作…

  6. 邦楽

    実は失敗していたサザンの紅白!ユーミンとの奇跡の共演に助けられ拍手喝采!

    もう20年近く酷評が続いていた昨年末2018年の紅白歌合戦に久々の…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

  1. ニュース

    遂にNYタイムズ誌まで?ガキ使の黒塗りメイク批判は行き過ぎだと思う理由!
  2. 映画

    『いぬやしき』興行失敗で垣間見える漫画原作映画の限界~世間はエグさに飽きている
  3. ハリウッド

    年収50億のジョニー・デップが破産寸前な理由とは!~お金について考える
  4. ニュース

    映画『アントマン』では味方だった猛毒蟻“ヒアリ”について徹底解説!
  5. ライブレポート

    【即日ライブレポ】KEYTALKの横浜アリーナ公演は到達では無く“門出”だった!…
PAGE TOP