邦楽

大驀進中のWANIMAを見て安心する理由

いつの間にかロックフェスに、センチメンタル系の生ぬるい音楽を奏でるバンドが人気になり(誰とは言いません・・・バック●ンバー、クリープ●イプ等)、それってロックなのかな~と疑問視したいゲスの極みなどもいて、まさかアイドルまでもが出て、オタ芸の光る棒がフェス会場でチラホラ見えたり、忘れもしないのが、数年前のカウントダウンジャパンにて、やついいちろうがDJで、ももクロ(今より全然知名度がない時に)流した時にアイドルの知識皆無の俺はポカーンとしてしまい、もろアキバ系のオタクの若者(それまでロックフェスではいるはずもなかった人種)に突き飛ばされ、完全なるアウエイ感を味わった時に、「あ~唯一の俺の居場所だったフェスにさえも俺の居場所は無くなったのか」と絶望を感じたことがありました。
今もダイブがどうとか、フェスのマナーやら何やらを、お説教のように道徳感を語るバンドは多いですし。

そんな悪い意味でのガラパゴスな現状を打破するバンド!
良い時代の時のハイスタやモンパチ、エルレを彷彿とさせる単純明快なパンク!
頭空っぽで騒ぐだけ!音楽は思想以上に直球勝負!
歌詞が胸に突き刺されば良い!それ以上でも以下でもない!
後戻りできない=ワンチャンという、いかにもパンク・ロックが持つ<軽い>言葉を多用し、そんな<軽さ>が魅力で支持され、それを大勢の観衆の前で体現しているバンド!

それがWANIMAに思えます。フェス・シーンに現れるべくして現れたバンド!
彼らの出現はロックの未来を明るくする救いのように感じます!
今日のMステでも存在感バッチシでした!

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. 『ブラック・パンサー』を観た!社会風刺と娯楽性が融合したマーベルの新傑作が誕生し…
  2. 『茅ヶ崎物語 ~MY LITTLE HOMETOWN~』からサザンがエロスを歌う…
  3. DA PUMPがSMAPの振付をすることが芸能界で衝撃的である理由
  4. テレ朝スーパー戦隊の放送時間変更の暴挙は吉と出るか?
  5. ノエル兄貴「ロックが衰退したのは『フレンズ』が原因」と独自の分析を披露!

関連記事

  1. 日記

    ゆず新曲に「靖国」が出てきて大騒動!これはポップソングの右傾化なのか?

    ゆずの新作『BIG YELL』に収録された楽曲「ガイコクジンノ…

  2. 邦楽

    スカパラに限定加入した、さかなクンがめちゃCOOL!

    しかし、本当に不思議な人だ・・・あの「さかなクン」が、…

  3. 邦楽

    【全曲レビュー】桑田佳祐の最新作『がらくた』が凄過ぎた!大衆音楽ここに極まり!

    今更な感想なのである。「本当にこの人のアルバムはポップ、ロック…

  4. ライブレポート

    10年ぶりの年越しライヴにてサザンの覚悟を観た!

    サザンの今年の活動を締め括る年越しライヴ「ひつじだよ!全員…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

  1. 邦楽

    松任谷由実「恋人がサンタクロース」がクリスマスは恋人と過ごす日という社会的呪縛を…
  2. ハリウッド

    【実は悪事を働いていない?】『美女と野獣』の悪役ガストンから読み解く、強さを求め…
  3. ハリウッド

    『君の名は。』遂に北米公開で絶賛の嵐!
  4. ライブレポート

    COUNTDOWN JAPAN 1718 4日目ライヴレポート
  5. ハリウッド

    『マイティー・ソー バトルロイヤル』を楽しむための豆知識をちょこっとだけ紹介!
PAGE TOP