邦楽

ユーミンがクリスマスに恋人がいないといけない風潮を作ったことを反省

yumingbest

クリスマス・ソングと言えば、山下達郎「クリスマス・イブ」と肩を並べて必ず挙げられるのが松任谷由実の「恋人がサンタクロース」。
この曲はバブル世代が大学生くらいの頃に大流行した、映画『私をスキーに連れてって』の挿入歌であり、以降、この時期のスタンダード曲として定着。
これ以前は「きよしこの夜」や「ホワイト・クリスマス」などの恋愛とは無縁の曲しかなかったので、クリスマスは家で過ごすことも当たり前だった・・・要するに、ユーミンがクリスマスの最大の象徴であるサンタクロースの正体を恋人に、しかも背が高いという条件まで付けちゃったもんで、何よりも「大人になればアナタも分かる、そのうちに」なんて大人の男女の日、性的な意味合いまで紐付けたもんだから、すっかりクリスマスは恋人がいないといけない風潮は広まり、今でもなお続いています。

そんなユーミン本人が、ラジオ番組でこのことに言及。
「自分でいうのもなんだが」と前置きして「恋人がサンタクロースというフレーズが社会への呪縛のようになったかも」「クリスマスをそういう風な日にしてしまったかもしれなくて。反省してもはじまらないんですけど」と振り返ったそうです(笑)
けど、ユーミンの影響力には脱帽するわけだけど、何も反省することでもない。だって、恋人と過ごすことは別に悪い風習でもないわけで、まぁ、恋人がいない年なんかだと厄介と言ったら厄介な季節だなとは思うこともあるのは事実だけどね。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. 『茅ヶ崎物語 ~MY LITTLE HOMETOWN~』からサザンがエロスを歌う…
  2. マーベルが『ブラックパンサー』でヒーロー映画初のアカデミー作品賞を獲得するために…
  3. 遂にNYタイムズ誌まで?ガキ使の黒塗りメイク批判は行き過ぎだと思う理由!
  4. RADWIMPS「HINOMARU」が物議!ポップ・ソングの右傾化に不自然さを感…
  5. 第10回 独断で選ぶ素晴らしい邦楽たちTOP10 2018

関連記事

  1. ライブレポート

    安室奈美恵を観た!

    今年は多くのアーティストが●周年記念だったそうなのですが…

  2. 邦楽

    RADWIMPSのドラム山口智史が無期限休養へ

    約6年前から「フォーカル・ジストニア」という「楽器を演奏すると…

  3. 邦楽

    サマソニに和田アキ子

    毎年必ず入れてくるブッ飛び要員。少女時代、TOKIO、…

  4. 邦楽

    桑田佳祐が「ヨシ子さん」でやりたかった開放

    本格的に音楽番組への出演など精力的なメディア戦略を始めた桑…

  5. ライブレポート

    VIVA LA ROCK 2018 2日目ライヴレポート

    昨年から感じていたことがある。それは参加人数が年々増加する一方…

  6. 邦楽

    Base Ball Bear 湯浅(Gt)が脱退!

    衝撃なのと残念な報告です!Base Ball Bear…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

[PR]
  1. 映画

    何故「バルス現象」は起きるのか?その理由は日本特有の国民性と風土にあった!
  2. ハリウッド

    【YOUTUBE誕生のきっかけ】来年2018年のハーフタイムショーはジャスティン…
  3. 邦楽

    松任谷由実「恋人がサンタクロース」がクリスマスは恋人と過ごす日という社会的呪縛を…
  4. 邦楽

    THE ORAL CIGARETTES山中がビバラでUVERworld TAKU…
  5. ニュース

    【徹底考察】『カメラを止めるな!』は何故ここまでヒットしたのか?を真剣に妄想する…
PAGE TOP