音楽

想定外の傑作!ジャスティン・ビーバー新作「パーパス」を聴いた!

jb2015

まずは、ここ数年の過ちへの反省と世間が抱く悪童のイメージと対峙した内省的な歌詞が良い。「僕のこの人生も楽じゃない」「僕もただの人間でリアルだってことを忘れないで」(I’ll Show Youより意訳)とそっと語るように歌っていたのが印象的だ。
前作はアイドルからの脱却を急ぎ過ぎたような印象を受けたけど、今回は「再生」のアルバムだと個人的には思っていて、まさしく21歳の等身大の少年がアイドルからPOPアーティストとして自分を高みへ昇華させるための作品と言っていい。
肝心の内容だが、EDMを代表として今の流行ど真ん中のサウンドを使っていることは想定内だったが、ジャスティンの声までも楽器のひとつのようにサンプリングされた楽曲の中の彼の声は想像以上に美しく、その完成度の高さにが感心する。
今年リリースされた作品でも最重要アルバムのひとつと言っていいほどのクオリティの高さに驚きと喜びを隠せない。

同日リリースのワン・ダイレクションとのチャート争いも気になるところだ。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. ELLEGARDEN復活ライヴを観る!10年の活動休止の先にあった変わらない尊さ…
  2. 世界で大ヒット中の映画『スパイダーマン:ホームカミング』の主人公トム・ホランドの…
  3. 【全曲レビュー】桑田佳祐の最新作『がらくた』が凄過ぎた!大衆音楽ここに極まり!
  4. 『君の名は。』のハリウッド実写化が失敗すると断言したい理由
  5. 実写化史上最も成功していると言って過言でない『美女と野獣』に感動する

関連記事

  1. 邦楽

    ワンオクRyota(Ba)の結婚相手が何とアヴリルの妹!

    いよいよ日本公演史上最大規模のアリーナツアーがスタートするON…

  2. ハリウッド

    フラーハウス旋風が鳴り止まない!

    全米でスターウォーズや大統領選並みにトレンドになってるのが…

  3. 音楽

    歴代のMy Best Albumを振り返る!

    今年もいよいよ音楽を総括する時期です。油断してましたが今年は素晴ら…

  4. ライブレポート

    生粋のフジロッカーである僕が今年の参加を断念した理由

    デルタ株拡大の中でのフジロック開催の是非五輪開…

  5. 邦楽

    サザン前人未踏の横アリのライブ配信で感じた”国民的バンドの意地”に感動!

    前代未聞の試みだった。コロナ禍で音楽業界が受け…

  6. 音楽

    レッチリのフリー、ベースで国歌演奏への批判を一蹴!

    NBAの試合にてレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーが…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

[PR]
  1. 邦楽

    松任谷由実「恋人がサンタクロース」がクリスマスは恋人と過ごす日という社会的呪縛を…
  2. 映画レビュー

    勝手に選ぶ今年良かった映画TOP10 2017大発表!
  3. ニュース

    原爆シャツ騒動でMステ出演中止になったBTSが犯した罪とは?
  4. 邦楽

    【全曲レビュー】桑田佳祐の最新作『がらくた』が凄過ぎた!大衆音楽ここに極まり!
  5. ライブレポート

    COUNTDOWN JAPAN 1718 4日目ライヴレポート
PAGE TOP