テレビ・芸能人

「ルパン三世」新シリーズが4月より放送決定!肝心の内容とは・・・より現代風にデジタルに蘇るルパンから目が離せない!

原作:モンキーパンチ©TMS/NTV

ルパン三世が再び蘇える――
こんな朗報を聴いてワクワクしないルパンファンはいないだろう。
と、言っても、最近の新作をめっきり見なくなった。理由は声だ。
2012年、次元を除く声優の入れ替えが行われて以来、旧来ファンとしては物悲しさと、“ルパンであってルパンに非ず”な妙な違和感を覚えているのだが、それが払拭されないままでいる。(そういう意味で栗田貫一のコピーは完全で驚異的だった。山田康雄のルパンが世代でないにせよ、再放送で散々見ているので比較はできる)
そのせいもあってか、現に2012年に実に27年ぶりにテレビ・シリーズとして復活した「峰不二子という女」は観なかったもんな・・・・・・作風が暗くて好きではなかったというのもあるけど。

これまでのアニメシリーズ

1971年~1972年:第1シリーズ (全23話)
1977年~1980年:第2シリーズ (全155話)
1984年~1985年:第3シリーズ (全50話)
2012年:LUPIN the Third ~峰不二子という女~(スピンオフ)(全13話)
2015年~2016年:第4シリーズ (全24話)
2018年~:第5シリーズ (未定)

明らかに老いた声でも峰不二子は峰不二子、五右衛門は五右衛門、銭形は銭形であってほしかった。痰が絡んだ銭形の声は逆に味があって、年イチで放映されていたテレビ特番で、それらの声を聴くと、安堵感を覚えたものだった・・・・・・なぁ~んて言っては、老害扱いされてしまうのだろうかね。
けど、新しきを受け入れてこそ、こういう往年の名作アニメは受け継がれていくわけだから、今シリーズは期待が大きい。

今作の「ルパン三世」肝心の内容は

物語の舞台は現代のデジタル社会。ルパン三世と世界的大泥棒のアルセーヌ・ルパンのルーツでもあるフランスを舞台に、ルパンたちの活躍を描く!
クラシックカーに乗り、ワルサーP38のような旧式の拳銃を使うルパンはそのままに、新シリーズではインターネットやモバイル端末などのデジタルガジェットを駆使し、どのように敵に立ち向かうのか!? これまでにない展開で視聴者を釘付けにするとのこと。


気になるスタッフは?

新シリーズのシリーズ構成・脚本を「コードギアス」シリーズのストーリー原案・構成や、「甲鉄城のカバネリ」のシリーズ構成・脚本などを務め、アニメファンから絶大な人気を誇る、大河内一楼氏が担当!
そして前作に引き続き、監督に矢野雄一郎氏、キャラクターデザインには横堀久雄氏が続投する。

ルパンが凄いなと思うところは時代と共に変化している点だ。泥棒稼業であることやキャラの設定は受け継いでいようとも、完全なマンネリズムには陥らない。常に新しいルパンを提示してくる。それで一時期はテレビ特番は必ず視聴率20%を超える手堅いドル箱コンテンツとして、重宝されていた時代もあった。
ルパン級の国民的長寿アニメともなれば、「サザエさん」「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」など、変化を望まないのが常である。サザエさんに至っては、未だに携帯電話すら持たないし、テレビもデジタル化しないのだから。人は変わらぬものに安心感を得やすい。しかし、ルパンは変化し挑戦する。今回も現代に則した設定で“デジタルなルパン”を見せてくれることに期待が膨らむ。

19日の金曜ロードSHOWで名作『カリオストロの城』の放送後に、新シリーズの動画が少しだけ紹介されるようなので要チェックだ。

(文・ROCKinNET.com編集部)
※無断転載・再交付は固く禁ずる。引用の際はURLとサイト名の記述必須。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. 今年2018年のサマソニがガラガラの異常事態!~その原因を探ってみた
  2. 【全曲レビュー】桑田佳祐の最新作『がらくた』が凄過ぎた!大衆音楽ここに極まり!
  3. 世界で大ヒット中の映画『スパイダーマン:ホームカミング』の主人公トム・ホランドの…
  4. パリピが日常悩んでる嫌なことって何?ストレス溜めない極意がULTRA JAPAN…
  5. 『君の名は。』のハリウッド実写化が失敗すると断言したい理由

関連記事

  1. テレビ・芸能人

    【追悼】志村けんに思いを馳せて

    日本から大きな笑いが消えた。物心ついた…

  2. テレビ・芸能人

    紅白

    何かと文句の対象にされる紅白歌合戦。幕張からの中継だっ…

  3. テレビ・芸能人

    NHK「第1回明石家紅白」を見て

    明石家さんま、ここにあり!流石です!さんまが歌番組をや…

  4. テレビ・芸能人

    【徹底考察!】元SMAP「72時間テレビ」が大盛況!ネットはテレビに取って代わるのか?

    テレビ業界の不調が叫ばれて久しい。ライフスタイルの多様化に伴う…

  5. テレビ・芸能人

    【ラジオの帝王】吉田照美37年間継続した冠帯番組が終了

    何と言っても俺は照美フリークである。幼き頃に家のラジオ…

  6. テレビ・芸能人

    パクリでもパロディでもいいが二番煎じ感が一番ダサい

    オリエンタルラジオの「PERFECT HUMAN」が中高生の間…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

[PR]
  1. ハリウッド

    【実は悪事を働いていない?】『美女と野獣』の悪役ガストンから読み解く、強さを求め…
  2. 日記

    アナタが行くヤツ、それ本当にフェス?フジロックが世界の最重要フェス3位に選出!
  3. ニュース

    またもコンサート会場が狙われる「米国史上最悪の銃乱射事件」から音楽ライヴ運営の将…
  4. ハリウッド

    【ジャスティス・リーグ公開記念】いま最もホットなハリウッド俳優“エズラ・ミラー”…
  5. ライブレポート

    COUNTDOWN JAPAN 1718 3日目ライヴレポート
PAGE TOP