テレビ・芸能人

【ラジオの帝王】吉田照美37年間継続した冠帯番組が終了

yaruman

何と言っても俺は照美フリークである。
幼き頃に家のラジオから「やる気MANMAN」が流れてきて、物心付いた時には既に吉田照美の声は生活の一部となっていた。ラジオにネタを投稿し数回ほど読まれたのは少し誇れることだと思っている。そのくらい愛着がある番組であったし、現にラジオ番組ながらテレビをも凌駕する内容で純粋に笑えた。小俣雅子との掛け合いも面白かったし、下ネタも過激だったし(笑)

余談だが、ラジオネームを「やるMAN子倶楽部」にして(俺世代ではないが吉田照美が昔「夕焼けにゃんにゃん」に出てたとのことで、おニャン子倶楽部とやるMANを合体させただけだが、そのまま続けて読むと「マ○コ」となり放送禁止用語になってしまう)「25歳にもなって、こんなことするなよな」と吉田照美に怒られたこともあった(笑)

「やるMAN」は日本ラジオ史上ダントツの記録となる聴取率V55を達成した怪物番組だ。
従来AMラジオの昼の帯番組の主流だった老人向けの雰囲気とは一線を画し、深夜ノリでふざけた企画を昼間にやって若年層を取り込み、AMの印象を変えた功労者でもある。
井上陽水、ミスチルの桜井和寿、福山雅治、クレヨンしんちゃん作者である故・臼井儀人など、やるMANファンを公言する著名人も多かった。

その後は、朝の番組を経て、現在は「やるMAN」と同じような番組を夕方やっている。
その番組が来春に終了し、その後の帯番組は無いとのこと。文化放送は「世代交代」「後身育成」などと言っているが、この局の判断は時に大きく外れる。文化放送を約40年も人気と実績で支えた吉田照美という功労者を切るなんてことは人として許せないのと、リスナー離れを助長するだけに思える。この声が毎日聞けないと思うと、非常に寂しい。老若男女に関わらず、多くのラジオフリークに愛された、紛れもなく吉田照美は「ラジオの帝王」である。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. またもコンサート会場が狙われる「米国史上最悪の銃乱射事件」から音楽ライヴ運営の将…
  2. 「時代遅れのRock’nRoll Band」を聴く
  3. ポール東京ドーム初日を観た!
  4. DA PUMPがSMAPの振付をすることが芸能界で衝撃的である理由
  5. 何故「バルス現象」は起きるのか?その理由は日本特有の国民性と風土にあった!

関連記事

  1. テレビ・芸能人

    明石家さんまが引退するっていうのは間違え!

    人に好かれるというのは、究極の芸だと思うんですよね。老…

  2. テレビ・芸能人

    M-1暴言騒動で改めて感じた「上沼恵美子こそ最も優れた審査員だ」と言える理由

    上沼恵美子を初めて知ったのは紅白歌合戦の司会をした時だった。今以上…

  3. テレビ・芸能人

    SMAP解散

    列島激震!リオ五輪もポケモンGOもジャスティンビーバー…

  4. テレビ・芸能人

    海外メディアも報道した「たけし独立騒動」何故たけしは自ら出て行ったのか?

    たけしが「オフィス北野」から独立する。何か腑に落ちない部分もあ…

  5. テレビ・芸能人

    SMAP解散

    以前よりジャニーズのお家騒動には注目していた。今の業界…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

[PR]
  1. テレビ・芸能人

    【徹底考察!】元SMAP「72時間テレビ」が大盛況!ネットはテレビに取って代わる…
  2. ライブレポート

    COUNTDOWN JAPAN 1718 4日目ライヴレポート
  3. ハリウッド

    『マイティー・ソー バトルロイヤル』を楽しむための豆知識をちょこっとだけ紹介!
  4. ニュース

    【フジから若者が消えた?】フェスの“聖地”フジロックが中高年化している問題。若者…
  5. 邦楽

    実は失敗していたサザンの紅白!ユーミンとの奇跡の共演に助けられ拍手喝采!
PAGE TOP