映画

『君の名は。』遂に興収128億突破で『風立ちぬ』超す!

image source:http://www.imdb.com/title/tt5311514/mediaviewer/rm2675849216
© 2016「君の名は。」製作委員会

快進撃は止まりません!
今だ大ヒットしている『君の名は。』の興行収入が遂に128億円を突破し、宮崎駿のラスト作『風立ちぬ』をも超え日本アニメ映画の歴代5位になったそうです!実写あわせても6位の快挙!
個人的には『もののけ』超えを期待したいところですが!!

映画だけでなくRADWIMPSの主題歌や原作本などの関連CDや書籍も大ヒット。
劇中には実在する場所がモデルになった土地が登場することから、そこを実際に訪問する聖地巡礼が流行するなど、社会現象となっているようです。
誰がここまでの現象を想像できたか・・・

想定外の超絶的なヒットに、対外的な興収のことばかり取り上げられる『君の名は。』だけど、新海監督自身は今回の社会現象をどう思ってるのかが気になっていました。ちょうどインタビューがあったので、読みました。

――今回の大ヒットをどう捉えていますか?
自分の人生ではない気がします。ヒット作を作りたいと望んだこともなかったし、作ると想像したこともなかったですね。

――初めて劇場で自分の作品を見たそうですが?
今までは、観客の反応を聞くのが怖いという気持ちだったので。鑑賞後に面白いという観客の声を聞いて、ようやくちゃんと劇場で楽しんでもらえる映像を作れたんだなと。やっとスタートラインに立った気分です。

――けど、劇場では声をかけられなかったとか?
ショックでした(笑)。と同時に、うれしくもありました。今までの作品なら、新海誠を知って見に来る方が多かっただろうけど、今回は『君の名は。』という作品を見に来てくれた人がたくさんいたということ。世の中にあるエンターテインメントの1つに選んでくれたわけですから。

――細田守監督と共に今後の日本アニメを牽引していく存在と呼ばれることについては?
引っ張る気持ちですか?一切ないです(笑)。ジブリさんや細田監督とは、積み上げてきた実績が違いすぎます。今回のことが2度、3度できるとは思わないし、何を言っても今は『空手形』だと思うんです。ただ、他の人にできない作品を出していきたいという強い気持ちはあります。

出典:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1718971.html

こういった発言からも新海監督がこの映画で、映画監督としてある種の転換期を迎えれたこと。あくまで謙虚さを忘れない冷静さを保ててることと、この先の制作意欲が湧いていることから、本物のクリエーター気質な人柄を感じれたのが何よりも嬉しいです。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. 2017年 勝手に選ぶベスト洋楽 TOP10
  2. DA PUMPがSMAPの振付をすることが芸能界で衝撃的である理由
  3. サザン40周年ライヴをLVで観る!~親近感こそサザン最大の魅力だと再確認する~
  4. 13年ぶりロッキンに出演したサザンが凄かった!ROCK IN JAPAN史上最大…
  5. 第10回 独断で選ぶ素晴らしい邦楽たちTOP10 2018

関連記事

  1. ハリウッド

    話題の衝撃作『ジョーカー』を子供に見せてはいけない理由を考える

    話題の『ジョーカー』は子供は見ちゃダメ!Alamo Draft…

  2. ハリウッド

    スパイダーマン新シリーズにアイアンマン?

    スパイダーマン新シリーズ「スパイダーマン/ホームカミング(…

  3. アカデミー賞

    【君の名は敗北】アニー賞にジブリ最新作は内容よりコネクション力?

    アニメ界のアカデミー賞と呼ばれるアニー賞が発表されました。…

  4. 映画

    前作に続くヒットなるか?新海誠の新作『天気の子』にまつわる3つの不安要素

    前作『君の名は。』のヒットにどこまで近付けるか?超えるか?社会…

  5. 映画

    徹底予習!!ディカプリオ×ブラピ共演『ワンハリ』を観て「何コレ?」にならないための豆知識!

    賛否両論の『ワンハリ』批判に待った!レオナルド・ディカプリオと…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

[PR]
  1. ライブレポート

    【速報レポ】My Hair is Badの初武道館公演を観る!椎木が提示した正し…
  2. ハリウッド

    2018年も大活躍間違いなし“次世代イケメン俳優”を青田刈り!
  3. ライブレポート

    COUNTDOWN JAPAN 1718 2日目ライヴレポート
  4. 邦楽

    CDJ1819で大量発生した「あいみょん地蔵」で垣間見えた若いマナー違反客の現実…
  5. 映画レビュー

    『ブラック・パンサー』を観た!社会風刺と娯楽性が融合したマーベルの新傑作が誕生し…
PAGE TOP