ハリウッド

ハリー映画初出演作『ダンケルク』のノーラン監督「ここまでハリーが人気とは知らなかった」

image sourse:http://www.mirror.co.uk/3am/celebrity-news/harry-styles-likes-very-particular-10248888

『ダーク・ナイト』『インターステラー』などヒット作、話題作を手掛ける、21世紀のスピルバーグの呼び声高いクリストファー・ノーラン監督待望の最新作、史上最大の救出作戦“ダンケルク作戦”の実話を描く超大作『ダンケルク』だが、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズが映画初出演を果たすことでも大きな話題となっている(むしろ、このことが最大の話題と言っても過言ではないくらいのトピックスではあった)。もともと、ワン・ダイレクションが活動休止する前後から、音楽界だけでなくハリウッドが最も欲しい人材として挙げていたのがハリーで、しかも、その一発目がノーラン監督による超大作となれば、自ずと相乗効果となり、俄然、注目度が上がっているのが現状だ。

共演者の辛烈なコメント「ハリーばかり見てるんじゃない!」

しかし、共演者はそのことを全面的に好意を持っているとは言えない様子。
同作に出演する新人俳優フィオン・ホワイトヘッドはハリーについて聞かれると「もちろん彼は最高さ。俳優としても大好きだよ」と絶賛。ただ、この映画に関する質問がハリーの話題ばかりなようで、「皆、ハリーの他にも素晴らしい出演者がいることに気付かなくなってしまった。ハリー・スタイルズが映画デビューを果たすということではなく、作品そのものや彼の演技の才能にこそ注目が集まるべきだと思う」と話す。

[PR]

新人俳優フィオン・ホワイトヘッドの驚くべき経歴

このフィオンという新人俳優。ほとんどの人が名前を聞いたことが無いと思う。それもそのはず、彼はこの映画出演が決まる一か月半前までは、皿洗いのアルバイトをしていた正真正銘の新人俳優なのだ。映画初出演がノーラン監督作という、正しく、アメリカン・ドリームを手にしたシンデレラ・ボーイなのだが、同じ新人俳優が既に世界的に絶大な知名度を誇るハリー・スタイルズだ。彼としては同じ境遇にして、自分とあまりに世界が違う新人俳優の世間の扱い(興味度の違い)に少し辟易としているのも何となく同情じゃないが分かる気がする。まして、それをしっかり言うところが肝が据わっていて好感が持てる。彼も今後大物になるかもしれない。

ノーラン監督「ここまでハリーが人気とは知らなかった」

ただ、ノーラン監督はどう思っているのかというと、実はハリーの人気ぶりに驚いているというのだ。キャスティングする前まで、ハリーがどれほど有名なのか知らなかったんだとか。ノーラン監督自身の子供達から彼の話を聞いたことはあるものの、理解に乏しく、彼の人気ぶりに驚いているという。
ただ、今回のキャスティングは、知名度だけでキャスティングしたわけではないと断言! 彼がその役どころにピッタリだったからで、彼はそのパートを勝ち取ったと説明している。
いずれにせよ、スーパー・スターであるハリー・スタイルズが出演する時点で彼に全部持って行かれるのは仕方ないことのような気もする。流石はハリーである。

(文・ROCKinNET.com編集部)
※無断転載・再交付は固く禁ずる。引用の際はURLとサイト名の記述必須。

[PR]

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. 【ライヴレポ】ワンオク初の東京ドーム公演で見た“世界基準のバンドの風格”に圧倒さ…
  2. 『君の名は。』のハリウッド実写化が失敗すると断言したい理由
  3. RADWIMPS「HINOMARU」が物議!ポップ・ソングの右傾化に不自然さを感…
  4. 【ヒットの勝算はネット戦略にあり?】恐怖のピエロ映画『IT』が公開第三週で興収首…
  5. ロック・イン・ジャパン2017 2日目ライヴレポート

関連記事

  1. アカデミー賞

    『グリーンブック』勝利!第91回アカデミー賞が示したネット配信映画の拒絶は正しい!

    司会者の不在や、女性・人種・移民・LGBTなど様々な方面で騒がれていた…

  2. ハリウッド

    あの「フレンズ」が奇跡的なプチ復活!

    奇跡的なプチ復活!w何度も映画化の噂が出ては消え、出ては消…

  3. 映画

    映画内の喫煙シーン批判に伊勢谷友介が反論

    しかし、本当に国内外の映画から喫煙シーン、無くなりましたよ…

  4. 映画

    『天気の子』オスカー日本代表作に選出!絶対に受賞できない理由とは?

    この夏、日本に『天気の子』旋風吹き荒れる!タイアップコラボは7…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

[PR]
  1. 映画

    『いぬやしき』興行失敗で垣間見える漫画原作映画の限界~世間はエグさに飽きている
  2. ライブレポート

    COUNTDOWN JAPAN 1718 4日目ライヴレポート
  3. ニュース

    映画『アントマン』では味方だった猛毒蟻“ヒアリ”について徹底解説!
  4. 映画レビュー

    果たして労働は悪なのか?『ちょっと今から仕事やめてくる』に見る現代社会の新価値観…
  5. 邦楽

    DA PUMPがSMAPの振付をすることが芸能界で衝撃的である理由
PAGE TOP