ライブレポート

COUNTDOWN JAPANのRADWIMPSが凄過ぎた!

image source:https://www.barks.jp/news/?id=1000135295

今回のCDJで特に印象的なのは、やはりRADWIMPSでした。
会場には本当に多くの観客が押し掛けていたようです。俺は前方にいたので、その圧から尋常じゃない状況なのを察しました。次々と倒れ運ばれる女子たち・・・ライブが始まる前に、渋谷陽一氏が状況の混乱を抑えようと、ステージに出てきて、いま一歩下がるように、これ以上押し寄せ無いようにとアナウンスする。こんなことロッキンオン主催のフェスで夏を含めて10年以上来てるが初めてのことだです。

RADが良かったというのは、年越しだったというのもあるけど、2016年を最も象徴するバンドの超絶的な演奏力と、映画『君の名は。』で身に付けた大衆性、それを受け入れようとする観客の異様なほどの期待と熱気が、見事な化学反応を起こし、これまでの邦楽フェスで見た事も無いような、とてつもない至福な光景が広がっていました。往年の名曲が怒涛のように演奏される中、待ってましたと言わんばかりに「前前前世」が演奏される、割れんばかりの大歓声と共に、2016年を象徴する国民的ヒット曲であり、この大名曲の大合唱が起こる・・・

フェス歴も10年以上になる古株になりますが、今まで様々なフェスから多くの感動を味わってきたわけですが、それらをも凌駕する体験だったと思います。こういうのはバンドの実力だけで起こるわけでもなく、観客が勝手に盛り上がっても、そうはなりません。時代性、話題性・大衆性、ありとあらゆる条件が重なって初めて成立するんですよね。
この日、RADWIMPSは紅白にも出演していたようですが、今年を通じて国民的バンドの位置まで上り詰めた、そんな貫録さえも感じました。

いや~素晴らしかった!一生忘れないだろう素敵な体験だったと思います。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. 『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』の功績は神話をオリジナリティをもって進展させ…
  2. 年収50億のジョニー・デップが破産寸前な理由とは!~お金について考える
  3. 安室奈美恵の引退への想い~安室という現象が現代の日本女性像を変えた~
  4. 半漁人の勝利!90回目のオスカー発表!
  5. 『娼年』の実写化で性に真剣に向き合った監督と、素っ裸で腰振りまくった松坂桃李に敬…

関連記事

  1. ライブレポート

    生足ノックアウト!(サマソニ2011)

    花火も見ずにマリンステージをせっせと後にした理由は・・・…

  2. ライブレポート

    ROCK IN JAPAN 2018 3日目(2018/08/11)ライブレポート

    ロッキンも後半週スタート。3日目のライヴレポートを!先週よ…

  3. ライブレポート

    10年ぶりの年越しライヴにてサザンの覚悟を観た!

    サザンの今年の活動を締め括る年越しライヴ「ひつじだよ!全員…

  4. 邦楽

    第12回 独断で選ぶ素晴らしい邦楽たちTOP10 2020

    恒例企画となりました、今年もやっちゃいます!…

  5. 邦楽

    遂に始動!桑田佳祐が自身初となるEPでソロ4年ぶりパッケージリリース!

    実はパッケージでの新曲リリースは実に4年ぶりと…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

[PR]
  1. ライブレポート

    【フジロックレポート】FUJI ROCK FESTIVAL ’18で…
  2. 映画レビュー

    実写化史上最も成功していると言って過言でない『美女と野獣』に感動する
  3. 映画レビュー

    【映画鑑賞日記】ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
  4. 音楽

    2017年 勝手に選ぶベスト洋楽 TOP10
  5. 邦楽

    【全曲レビュー】桑田佳祐の最新作『がらくた』が凄過ぎた!大衆音楽ここに極まり!
PAGE TOP