ハリウッド

映画『ジョーカー』狂騒曲~あの階段が新たな観光名所に!近隣住民から反発も~

© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics

空前のヒットとなった映画『ジョーカー』で最も印象的なものとして多くの人が挙げるだろう場面は、あの「階段」のシーンではないか。道化師アーサーが社会の理不尽さに抗うように犯罪を繰り返した挙げ句に、ゲイリー・グリッターの「ROCK AND ROLL PART2」に合わせて、陽気に踊りながら階段を降りていくシーンは、まさに希代の悪役の誕生物語としては全てを凝縮しているかのような象徴的なシーンである。

実は今その階段が大変なことになっている。日本でも『君の名は。』や『天気の子』で劇中に出てきたシーンの舞台を映画のファンが訪れる「聖地巡礼」現象が起きるが(今夏は田端の駅前が大変なことになっていた)、まさに世界中から映画を観たファンが毎日大挙押し寄せているというのだ。

 

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

New York Magazine(@nymag)がシェアした投稿


しかし、ここは例えば同じ階段といっても『ローマの休日』のスペイン広場や、『ロッキー』のフィラデルフィア美術館とは違い、観光名所でも何でもない、単なるごくごく普通の町並みの中にある階段である。今でも朝方は通勤ルートであり、昼間はキッズがスケートボードをする場所に過ぎないのだが、インスタ映えを狙った観光客やコスプレイヤーに占領されてしまった。通行妨害、ゴミ問題、交通問題など、その数の多さから、近隣住民は迷惑がってるということだ。遂には、Googleのストリートビューには「ジョーカー階段」と命名されてしまったという。

[PR]


階段には地元住民に敬意を払ってほしいとの注意書きが貼られているようで、紙の最後には「これはジョークではない」(映画『ジョーカー』と掛けている冗談)と付け加えられているんだとか。階段の近くに住む男性は「このブームが早く去ってくれるのを望んでいます。」と米Gothamistに話しているという。
(文・ROCKinNET.com編集部)
※無断転載・再交付は固く禁ずる。引用の際はURLとサイト名の記述必須。

[PR]




[PR]

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. 今年2018年のサマソニがガラガラの異常事態!~その原因を探ってみた
  2. 実写化史上最も成功していると言って過言でない『美女と野獣』に感動する
  3. ノエル兄貴「ロックが衰退したのは『フレンズ』が原因」と独自の分析を披露!
  4. 13年ぶりロッキンに出演したサザンが凄かった!ROCK IN JAPAN史上最大…
  5. UVERworldの男祭り遂に東京ドーム実現!でも女性CREWからブーイング?

関連記事

  1. ハリウッド

    アベンジャーズ最新作がコナンに負けた?世界的な流行をも度外視する日本鎖国文化は奇怪なり!

    真の意味での最強の敵はサノスではなくコナンだったとは・・・・・・…

  2. ハリウッド

    ディズニー初の同性愛描写アリの『美女と野獣』が世界で賛否巻き起こしている件

    2017年の超話題作であり、春休み映画の筆頭である、名作アニメ…

  3. 映画

    『君の名は。』社会的大ヒットで注目される俳優

    興行収入が100億円を超し空前の社会現象を起こしている『君の名…

  4. アカデミー賞

    本当にそれでいいの?アカデミー賞?

    アカデミー賞も終わると、ちょっとは春の気配を感じるはずなん…

  5. ハリウッド

    ルーカスがディズニー批判とSW新作「嫌い」発言で波紋

    何かと賛否両論の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ですが…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

[PR]
  1. ライブレポート

    COUNTDOWN JAPAN 1718 4日目ライヴレポート
  2. 音楽

    2017年 勝手に選ぶベスト洋楽 TOP10
  3. テレビ・芸能人

    テレ朝スーパー戦隊の放送時間変更の暴挙は吉と出るか?
  4. 邦楽

    松任谷由実「恋人がサンタクロース」がクリスマスは恋人と過ごす日という社会的呪縛を…
  5. ライブレポート

    13年ぶりロッキンに出演したサザンが凄かった!ROCK IN JAPAN史上最大…
PAGE TOP