映画

【いよいよ今週末公開】SWローグ・ワンの鍵となるデス・スターを改めて検証

sw2016

今度のスター・ウォーズ『ローグ・ワン』はシリーズ初となるスピンオフ。
肝心の内容はEP4の冒頭のプロローグを見れば一目瞭然!
=====
時は内乱のさなか。(中略)更にその戦闘の合間に反乱軍のスパイは帝国軍の究極兵器の設計図を盗み出すことに成功。(以下略)
=====
この<反乱軍のスパイ>が今回の主人公たちであり、<帝国軍の究極兵器(デス・スター)の設計図を盗み出す>のが映画の内容。EP4のレイア姫がR2-D2にデス・スターの設計図を託すところに繋がるわけですね。
時間軸はEP3~EP4の間の物語ではありますが、この間30年ほどの期間が空いてるので、細かく言えばEP3.8といったイメージでしょうか。
EP3で帝国軍が全銀河を混乱と恐怖に貶めた暗黒の時代から、新たな希望に繋がるための、命を懸けた、言わば汚れ仕事を行った戦士たちの物語。これだけ聞けば、少し感動路線系な話になる予感がします。EP4には彼女たちは登場しないので、ローグ達の運命が非常に気になるところです。

で、そんなデス・スターなんですが、実際に建設すると幾らになるのかなんてことを2012年米国ペンシルバニア州のリーハイ大学で経済学を学ぶ学生たちが計算したところ、基本資材となるであろう『鉄』の仕入れだけで約9,384京2,688兆円かかると試算を出しました。これは日本の国家予算(一般会計)の約10万年分。これに他の資源、設計費、建築費、配電工事費などを加算していけば、総工費はこれの数十倍になることが予想されます。いくら帝国が潤沢な資金を抱えていても、こんな費用を出せるとは思えません、この金は帝国の圧政下にある星の人々の血税によって賄われたのではと予測されます・・・笑

実際の大きさは旧三部作に出てくる初代デス・スターは直径120km。
距離で考えると東京から水戸の距離、ロッキンに行けちゃいます(笑)
EP6で出てくる2代目デス・スターは直径160kmで月より少し小さいくらいの大きさです。

なので、壊すには勿体無いという気もしますが、EP3の後半の絶望的な状況を見ていれば、あんな時代が延々と続くと思うと、やはり帝国軍の象徴であるデス・スターの破壊は<正義>のためにも必要だったのかなと思います。東京五輪の如く、施設の再利用なんて悠長なことは言ってられないんですね。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. ワン・ダイレクションのソロ実績がビートルズに並ぶ!活動休止後の各メンバーの成績も…
  2. 【ヒットの勝算はネット戦略にあり?】恐怖のピエロ映画『IT』が公開第三週で興収首…
  3. 【ライヴレポ】ワンオク初の東京ドーム公演で見た“世界基準のバンドの風格”に圧倒さ…
  4. 13年ぶりロッキンに出演したサザンが凄かった!ROCK IN JAPAN史上最大…
  5. 第10回 独断で選ぶ素晴らしい邦楽たちTOP10 2018

関連記事

  1. 映画

    『君の名は。』当初の興収予測は15億円だった!

    年末年始までのロングラン上映が決定したほど爆発的ヒットとなった…

  2. 映画

    妖怪ウォッチ vs スターウォーズ今年の軍配は?

    昨年スターウォーズの新作『フォースの覚醒』が上映され、…

  3. 映画

    【鬼滅疲れ】鬼滅好きな僕が『無限列車編』でいちいち騒ぐなと思う理由

    『無限列車編』は果たして鬼滅でも面白い方なのか?…

  4. 映画

    【作品徹底紹介】今年の夏はパイレーツと共にやって来る!『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の…

    全世界待望シリーズ最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が…

  5. 映画

    【映画鑑賞日記】ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル

    トム・クルーズは誰が何と言おうとスターだってことを再確認し…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

[PR]
  1. 映画レビュー

    『娼年』の実写化で性に真剣に向き合った監督と、素っ裸で腰振りまくった松坂桃李に敬…
  2. 邦楽

    勝手に選ぶ素晴らしい邦楽たちTOP10 2017
  3. ハリウッド

    【SW神話崩壊?】北米で『ハン・ソロ』の興行収入が大コケ!その理由とは?
  4. 映画レビュー

    想定外のラストに衝撃!『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』で初めてアメコ…
  5. 邦楽

    【全曲レビュー】桑田佳祐の最新作『がらくた』が凄過ぎた!大衆音楽ここに極まり!
PAGE TOP