映画レビュー

【映画鑑賞日記】SCOOP!

scoop(C) 2016映画「SCOOP!」製作委員会

この国のジャーナリズムとは何か?それを『モテキ』や『バクマン』等のヒットメーカーとして、わざわざ福山雅治をも引っ張り出してきて、何を語ってくれるのかと期待して観てれば、なぁ~んも中身の無い、スッカスカな映画でした。

今や日本のジャーナリズムは地に堕ちました。芸能ネタでしか自身のマスコミとしての存在感をアピールできてないくせに、週刊文春が偉そうに「文春砲」などと、一流ジャーナリスト気取り・・・それに真向から勝負できる媒体もなく、昨今の安倍政権になってから政治家の疑惑や汚職などのスキャンダルが減った事実も無視されながら、今日も文春は芸能ネタ・不倫ネタを中心に追っかけまわしている・・・

でもね、この世は需要と供給。
それでも、そういう報道の需要がある、では、何故、必要なのか?
主人公の福山演じる中年パパラッチを通じて、感じさせろよ!と思ったんだけど、そういうものはありませんでした。要は、この監督は、映画監督にして、そういう最も表現者として肝心な<意見>だとか<主張>という、確固たる信念を持っていないのです。その時点で、中身の無い薄っぺらい奴だなと思いましたよ。
ただ、アミューズに言われた通りに映画を撮ってるだけの馬鹿!
役者なら、そういう低能なのを大根役者と馬鹿に出来ますが、この大根仁(「おおね」と読むらしい)って監督は苗字もそのまま、まさに「大根(だいこん)監督」能無しと言いたいですね。

簡潔に言えばですよ、事件を風化させない、権力に屈しない、そういう<不謹慎><下世話>と紙一重の立ち位置でも、報道として<真実を公にする>ことが出来るのが、タブー無しのパパラッチのみが持てるジャーナリズムの意味としてあると思うんです。そういう熱いジャーナリズム論を展開しろよ!

 

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