●作品賞・・・『スポットライト 世紀のスクープ』
●監督賞・・・アレハンドロ・G・イニャリトゥ『レヴェナント 蘇えりし者』
●主演男優賞・・・レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント 蘇えりし者』
●主演女優賞・・・ブリー・ラーソン『ルーム』
●助演男優賞・・・マーク・ライランス『ブリッジ・オブ・スパイ』
●助演女優賞・・・アリシア・ヴィキャンデル『リリーのすべて』
今年のアカデミー賞は『スポットライト世紀のスクープ』!
キリスト教の国であるアメリカがカトリック教会による児童虐待を題材といた映画を選ぶというのも凄いなと思いました。『それでも夜は明ける』で黒人差別の歴史にオスカーを与えたりと、近年のアカデミー賞はタブーの領域に光を当てている傾向が個人的には素晴らしいことだなと思います。
何よりも、黒人差別が大きく取り沙汰された今年のアカデミー賞ですが、それを絶妙なウィットとブラックな批判でジョークで一流のエンターテイメントに昇華させた司会のクリスにも拍手!彼が今年の司会で良かった!来年のオスカーがどう変わるのか大いに注目です!
そして、何よりも今年の主役はディカプリオ!
彼ほどのスターならオスカーの受賞がキャリアに影響することは無いとは思いますが、獲るべくして獲った念願のオスカーに心から祝福したいです。しかし、個人的には早いとも思わないし、遅いとも思わない。タイミングとしてはベストの受賞だったと思います!だって、今の彼がオスカー獲っても誰も文句言わないでしょ?スピーチでは、師匠スコセッシ監督への感謝と自身のキャリアを振り返りながらも、彼のライフワークでもある「環境問題」について述べたのが、彼らしさであり、今年のベスト・スピーチだと思います!
その他、最多6部門受賞の『マッドマックス』も上出来の結果!
それと、ロッキーに獲らせないところがオスカーですよね・・・
(けど、助演男優のおっちゃん・・・映画中たいした演技してへんやん!笑)
また、映画音楽界の巨匠、モリコーネの受賞が初って事実には驚きました。
こうして多大な功績を残しつつもオスカーには縁遠い才人がいることは良くないね~;;
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