ライブレポート

【ドロス、HYDE、金爆】COUNTDOWN JAPAN 1819 2日目ライヴレポート

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日頃の体力作りも虚しく早くも疲労困憊気味ではあるが、音楽に囲まれている年の瀬というのは何にも代えがたい素晴らしさがあるなと感じる。

2018/12/29

●ゴールデンボンバー
常に全力で観客を楽しませようとする姿勢には好感が持てるし、よくぞココまで代謝の早い音楽界・フェスシーン、芸能界で生き残っているなと感心するのだが。そろそろ飽和期に差し掛かって来たかなと感じてしまった。惜しみない時事ネタ披露後にラストで「女々しくて」で皆で跳ねて大団円の定式が決まっている。新曲も浸透していない。まるで僅かなヒット曲だけで一生食ってる演歌歌手のディナーショウだ。そろそろ次の一手が見たいと思うのだが、彼ら自身が「女々しくて」の呪縛に頼り切ってしまっているのか、新曲にキャッチーさや大衆性がない。ヴィジュアル系を極めるでもいいが、それだけにしておくのは勿体無い気もする。

M1 #CDが売れないこんな世の中じゃ
M2 Dance My Generation
M3 抱きしめてシュヴァルツ
M4 酔わせてモヒート
M5 僕クエスト
M6 海山川川
M7 暴れ曲
M8 毒グモ女(萌え燃え編)
M9 女々しくて

●THE BAWDIES
2018年春、新木場スタジオコーストから始まった怒涛の全国ツアーを展開中の彼ら。残すは三度目となる武道館を残すのみになった。デビュー当時から何も変わってないのが嬉しい。自分たちの好きな音楽を好きな仲間とやるというド直球なスタンス。四人のパワーも衰えないのが同世代としても誇りである。新曲「HAPPY RAYS」のようなミドルテンポの曲もやけに似合う余裕あるバンドになっていることも感慨深い。一方で「HOT DOG」前の喜劇も何時にも増して癖が強くなっている。先ほど観た金爆とキャラの濃さで引けを取っていない(笑)聴衆と共に「Keep on ROCKIN’」なスピリットでロック祭りを継続させている彼らのライヴは、いつ観ても最高だ!

M1 NO WAY
M2 SING YOUR SONG
M3 YOU GOTTA DANCE
M4 HAPPY RAYS
M5 KEEP YOU HAPPY
M6 HOT DOG
M7 JUST BE COOL
M8 KEEP ON ROCKIN’

●SPYAIR
十分過ぎる程のキャリアを誇る彼らとしては日本最大級の屋内フェスCDJの最大規模ステージも難なく熟す余裕すら感じた。それを無難と捉える?貫録と捉える?長らくフェス・シーンとは無縁だった彼らはもっと早めにフェスに登場すべきだったと思える。バンドの意向なのか、オファーの問題なのかは分からないけど。バンドとして達成しきった円熟味あるパフォーマンスに歓喜しかないが、あまりに隙が無いという退屈さもある。MC含めて完璧なのだ。「銀魂」専属バンドではなく、ライヴハウスバンドとしての重厚なロックを是非とも奏でて欲しいなと感じた。

M1 OVERLOAD
M2 現状ディストラクション
M3 Last Moment
M4 イマジネーション
M5 サクラミツツキ
M6 ROCKIN’ OUT
M7 RAGE OF DUST
M8 サムライハート(Some Like It Hot!!)
M9 I Wanna Be…
M10 SINGING


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●HYDE
HYDEは本音としてラルクをやりたくなんだなと思った程かっこいいソロのステージだった。ソロ楽曲はもちろんのこと、ラルクの「HEAVEN’S DRIVE」や「HONEY」、映画『NANA』で中島美嘉に書き下ろした「GLAMOROUS SKY」、デュランデュラン「ORDINARY WORLD」のカヴァーなど強力過ぎるセトリで挑んできた。本当は「ソロ曲でも皆と歌いんだけど」と言うMCに表れていたように、ソロとラルク時代の楽曲の浸透度に困惑を見せていたが、我々の世代の青春期を彩ったロック・アンセムに痺れると同時に、英詩で展開されるラルクとは異なったハードコアなソロ曲のカッコ良さも十分に堪能できた。時代を作ったカリスマは佇まいからして違うなと脱帽した。

M1 FAKE DIVINE
M2 AFTER LIGHT
M3 HEAVEN’S DRIVE
M4 ANOTHER MOMENT
M5 GLAMOROUS SKY
M6 MAD QUALIA
M7 ORDINARY WORLD
M8 HONEY
M9 RISE UP
M10 MIDNIGHT CELEBRATION II

●LAMP IN TERREN
若いロックバンドゆえの刺々しい攻撃性も感じるパフォーマンスにロック・バンドとしての在るべくして、ソコに立っている在り様にグッと来た。2018年は松本(Vo)にとって声帯ポリープの手術などがあり決して良い年じゃなかったらしい。しかし、そんな不安をも感じさせない堂々とした勇ましい姿に安堵さえ覚える。アツいMCもカッコ良かったし。ペットボトルを床に放り投げるとか、感情的で尖ってて、いいね。なのに、楽曲が繊細で未来に光を感じる、そのギャップも彼らなりの味だ。この才能が今以上に開花し、さらに浸透してくれることを願ってやまない。

M1 地球儀
M2 オーバーフロー
M3 New Clothes
M4 innocence
M5 BABY STEP

●[Alexandros]
2018年は小雨の中のマリンスタジアム公演が印象的だったドロス。その時も冒頭に歌われたが最近の彼らは「ワタリドリ」に依存していないのが良い。今回のステージ上でも二曲目くらいに披露された。既にそれをも凌駕するキラー・チューンがある証明で、バンドが次段階にいっている証明だとも思った。もはや川上洋平と言う有無を言わさない現代のロック・スターは何をしてもかっこいい。それはパフォーマンス以外のファッショナブルな部分にも表れている。この日も珍しくジャケットを着用し、無難にシックに決め込んでいたのが印象的だった。シンガーとして以上の存在、正に時代の寵児。「Starrrrrrr」「Mosquito Bite」などのキラー・チューンの中で、最新作「Sleepless in Brooklyn」からの新曲が映えていたのも嬉しい。さて、2019年はどんな進化を見せる?

M1 LAST MINUTE
M2 ワタリドリ
M3 Starrrrrrr
M4 Girl A
M5 Mosquito Bite
M6 Waitress, Waitress!
M7 Fish Tacos Party
M8 PARTY IS OVER
M9 ハナウタ
M10 city
M11 Kick&Spin
M12 Adventure
EN アルペジオ

(文・ROCKinNET.com編集部)
※無断転載・再交付は固く禁ずる。引用の際はURLとサイト名の記述必須。

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●2018年のレポ



 

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