邦楽

第10回 独断で選ぶ素晴らしい邦楽たちTOP10 2018

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毎年恒例になり今年で記念すべき10回目を迎えることになりました「独断で勝手に選ぶベスト楽曲」。安室奈美恵の引退、米津玄師やDA PUMPの楽曲がメガヒット、エルレの復活、サザン40周年、あいみょんやDAOKOなど新世代アーティストの台頭など、今年の邦楽界隈は良い意味で激動の年だったと思います。配信やパッケージでの音楽売り上げも好調のニュースも多かった気もしますし(総体としての業界の動向は分かりませんが)国民的ヒット曲が生まれて、老若男女が音楽によって繋がった稀な年だったかなと思っております。そんな中、多くの楽曲を聴き込んできた末に選ばせて頂く「俺が独断で勝手に選ぶベスト邦楽10選」はこれだぁぁぁ!

第10位「Flamingo」米津玄師
桑田佳祐や松任谷由実が築き上げたJ-POPにおける日本語歌詞の構築や奥ゆかしさを正当な継承法で取りつつ、一方でサウンドが斬新でキャッチーというギャップが現代の天才と呼ばれる由縁か。今年大流行した「Lemon」以上に米津らしい才能が発揮された楽曲だと思う。

第9位「フィクション」sumika
ここまでド直球なポップソングは逆に爽快だ。カントリーやジャズなど多岐に渡る音楽的要素を詰め込んだことが楽曲にドラマ性を持たせている。けど、喜怒哀楽の「喜」と「楽」しか感じないsumika流が気持ち良い。ポップ・バンドとしては潔くその方向性は正解だと思う。

第8位「あなた」宇多田ヒカル
活動休止後の彼女の曲には寛容性で全てを包み込む母性が備わった。この歌で歌われる「あなた」とは愛する人、我が子、想い馳せる存在すべてを指している気がする。終わりのない苦しみをも甘受し《旅を続けよう》と諭す、彼女の包容力の強靭さを目の当たりにし圧倒されている。歌声もどこか神秘的に透き通ってて美しい。

第7位「ワンダーラスト」降谷建志
バンドではミクスチャーの定型をラテン的サウンドというアプローチで更新してきたkjが、こんなにも青臭く透き通った王道の青春ソングを描いたことに驚きと、その琴線に触れる旋律の瑞々しさに感動を覚えている!

第6位「ノーダウト」Offical髭男dism
凄い才能が急に現れたなと。キャッチーなメロディは大衆ソングとして申し分ない。使い古されたオートチューンも何故か今っぽい。無難に型にハマったお坊ちゃんかと思っていたが、フェスで観たアグレッシブな演奏に先行きが楽しみになった。


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第5位「808」Suchmos
彼らの出世作「STAY TUNE」だけじゃないことを、最高のグルーヴで以て証明した楽曲。我流を貫いている雰囲気は本当にカッコイイ。楽曲の振れ幅の大きさでは他の類似バンドとはやはり一線を画すかなと。アーバン・ロックの裾野を広げた。

第4位「拝啓VAP殿」マキシマムザホルモン
こんな形で円満退社が出来るバンドっていないと思う。新レーベルから出す新曲で旧所属会社を讃えることに彼らの人情味が垣間見れて聴いてるこっちまでが幸せになった。逆にカッコイイです。こういうミドル・テンポのホルモンも全然あり!

第3位「ODD FUTURE」UVERworld
サビをシンセ音に委ね、アコギが軸でありながらEDM的な展開を見せる。何じゃこりゃですよ。とてつもない発想と才能。中堅にも関わらず、今ここまでサウンド的な進化を提示できることに正直驚いている。新曲で自らを更新する正に唯一無二だ!

第2位「五月雨」崎山蒼志
初めて彼の歌と演奏を聴いて鳥肌が立った。次第に涙が出た。凄い才能と出会った喜びで。日本音楽界の未来!末恐ろしいほどの才能!まるで偉大な詩人のような圧倒的な抽象世界観な日本語歌詞を自由に操る高速のストロークを軸としたメロディメイク・センスと、完璧にコントロールされたカッティングに圧倒。中1で作った曲と思えない。

第1位「いつか結婚しても」MY HAIR IS BAD
新しい音楽に興味を示さなくなる年齢は32歳が境目らしい。その年齢よりも上の自分が新しいバンドや楽曲を追い求めるのは彼らのような才能がいるからだ。今年最も飛躍し活躍し、個人的にハマったバンドである。マイヘアこそ日本ロックの未来だと信じてやまない。

こういう結果となりました。
何だか偉そうなこと言わせて頂きましたが、本当に2018年も素晴らしい楽曲に多く出会えて幸せです。正直10曲に絞るっていうのは毎年そうなんですが、本当に大変なんです。もっと素晴らしい楽曲やアーティストはいます。音楽が売れないとか言ってる方も多いですけど、それは受け手がアンテナを張っていないだけ。自分の無頓着さを発信者の責任にしてはいけない。この国には本当に素晴らしい楽曲が多数生まれているなぁと感じます。音楽業界も委縮せず、物凄いスピード感で新陳代謝しているからこそ、本当に楽しい。来年も素晴らしい楽曲に出会えますように!
See you 2019!!!

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(文・ROCKinNET.com編集部)
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